2019年12月31日

上級国民が闊歩する一年

の最後を締め括る様に、日産前会長のカルロス・ゴーン被告がレバノンに出国したという。

「民兵組織」が、クリスマスディナーのための音楽隊を装った一団として、ゴーン前会長の東京都内の自宅に入り、楽器の保管ケースにゴーン前会長を隠し、地方空港から出国したという。

レバノンのアウン大統領とも面会し、政府から厳重な護衛を受けているというので、レバノンとは引き渡し協定が無いので、このまま逃げ切りとなる可能性は高い。

要するに、日本の上級国民に裁判所が甘かったツケが、最後の最後に日本の司法の無能さの証明として、世界に向けて発信した形。

そもそも、「上級国民」という言葉を世間に定着させた池袋の老人も在宅のままだし、息子を殺していて有期刑が一審とはいえ確定した元農水省の事務次官も、お正月を囚われの身とならずに迎えられる。

当然、自分だってそうしたいと、有り余るお金があるのであれば、ゴーン被告もそう思うであろう。

結局、恣意的な判断をして来た法曹界に責任は有るのではないか。(せめて、ココまでを予想しなかったとしても、保釈金を一桁アップの150億位にしておけば、財政の赤字が埋められて良かったのにとすら思う‥‥)

それはさておき、問題が有る政治家や一般人でも、首相やその側近だったらパスとか、そんないい加減なコトをしていたのでは、裁判の公平性は担保出来ない。

『法の下の平等』という言葉が、砂上の楼閣だったコトを、日本中、そして世界中に確認させただけの一年だったのではないか。

ともあれ、今年もブログを読んで頂き有難う御座いました。

来年も、宜しくお願い申し上げます。  

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2019年12月30日

高額な医療費に悩んだら

誰かに相談するのも良いでしょうが、必ずしも聞いた人に知識が有るとは限りません。


読んでみたら、もう時効だけれど、子供達が通学している時に怪我をしたコトがあって、もしかしたらその時には公的共済制度が使えたのではという気がしました。

おそらく、加入していたと思われますが、そういう請求をするというコトに思い当たりませんでした。

手続きが煩雑になるので、そういう説明も無かったかと。

ともあれ、日本のホトンドは自ら申告しなければ、制度が在ったとしても、スルーされてしまいます。

得をする必要は無いでしょうが、せめて損だけはしない方が良いかと。

結構、知らなかった知識が色々と載っています。  
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2019年12月29日

働かせ過ぎの会社が増えている

最近、人手不足なのか、以前より働かされているという人が増えた気がする。

そして、新人が入って来ないという話も、タマに聞く。


ともあれ、著者に寄ると今は、「違法な労働条件で若者を働かせる企業」が増えているという。

実際、以前息子が勤めたトコも、完全にそういう場所だった。

勤めてから、固定残業性のトコだと判ったが、既に遅し。

流石に、約一年で円満退社出来たのだが‥‥

息子の友人も、オーバーワークで辞めたりしている。

なのに、政府は「残業代ゼロ法案」によって、「定額働かせ放題制」にしようとするなど、労働者の権利を守ろうとしない。

だが、何れそんなコトも不可能になるに違いない。

とにかく、異常なスピードで少子化が進行しているから。

ブラック企業で働いて、自由な時間が取れないので、婚活もままならず、結果、結婚も出来ず子供も産まれないという人も増えている。

日本社会は悪循環を断ち切って、金銭的にも時間すらも若者にゆとりを与えて、少子化を克服しなければ、結局、先細りになるに違いない。

今だけ良ければという考え方は、必ず来る、将来の破綻含みというコトだろう。  
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2019年12月28日

戦争の傷は

必ずしも『都市だと軽く、地方だと重い』訳ではナイ。


西村京太郎氏のミステリーは、以前はトリックに比重が置かれていたが、今はどちらかというと、それよりも新事実の発掘というテーマに置き換わりつつある。

今回は、太平洋戦争に於ける「特攻」についてが、最大のテーマ。

フィクションと断ってはいるものの、第二次世界大戦末期に日本陸軍が開発した特攻のタメの航空機に纏わる物語。

その辺の話は、全く知らなかったので、とても参考になりました。

世の中のには、無駄と知りつつも行われる馬鹿げた行為というモノが有り、どう考えても当時の状況に於いて、日本が戦争を仕掛けるコト自体が、無謀だったというのに、その状況に於いても、最も無謀な作戦だったのが特攻。

敗戦によって、色々なモノを失ったが故に、今の憲法が出来たというのに、今やなし崩し的に自衛隊が海外へ派兵されようとしています。

そういうコトの意味を、もう一度考え直すタメにも、読んでおきたい一冊。  
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2019年12月27日

歳を取るというコト

団塊の世代の男性についての考察が多い本を読んで、昨日に引き続きどうして読んでいるのだろうと考えてみたのだが、潜在的な不満があるからかもしれないと思ったりもする。


ともあれ、上記の本は発売されて月日が経っているので、もう対象の人々は「おとな」ではナク、「お年寄り」になってしまっている。

ともあれ、長野は公共交通機関があまり発達してナイので、歳をすればするほど自動車で動かないと大変になる場所。

定年になった男性が増えると、買い物に行く時などに、幾たびも出くわすコトになる。

時には、ほんの少し店員さんが会計に手間取っているだけで、怒鳴り散らす人とか、『きっと、退職金で今迄、欲しかったのに買えなかった3ナンバーの車を買ったに違いナイ』という感じの全く下手な運転をしている方々に出くわして、ゲンナリする時がある。

無理やり割り込んだり、一時停止を無視したり、以前、大きな車に乗ると万能感を感じて傍若無人な運転をする人が多いという話を読んだので、注意はしているが‥‥

ある意味、この手の話題を読んで、仕方がナイと割り切る以外に、心の平安は訪れないのかもしれないけれど、それでも、無理な運転をされると、ドキドキせざるを得なかったりする。

ともあれ、「下手な運転をする様になったら、免許を返納したい」と子供達に常々言っているのだけれど、自分も本当に年老いたら、そう出来るのかという自問自答する気持ちも多少は有るけれど。  
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2019年12月26日

ご老人は謎だらけ

訳がわからないご老人の行動にも理由があるという本。


例えば、「なぜ、ゴミ屋敷はエスカレートするのか?」、「なぜ、キレやすいのか?」、「なぜ、いつまでも昔の肩書きにこだわるのか?」、「なぜ、他人の世話を焼くのか?」などという問いに対する答えは、そうなのかと理解は出来ます。

タダ、一つだけ気になったのは、ピンピンコロリ願望の根底には認知症や障害のある人に対して、「ああはなりたくない」と思う気持ち、きつい言い方をすれば差別感があるからだとの主張。

とはいえ、著者に冷静に考えて欲しいのは、著者自身が団塊の世代よりも多少若いというコト。

何があろうと、年金もタップリ貰えるし、貯金も何億と有るというのならともかく、今は少子化で介護する人手が不足しているけれど、まだマシ。

しかし、我々団塊の世代よりも若い世代が高齢者になった時に、AIロボットが完成していて、介護してくれるという社会になってなければ、誰が面倒を見てくれるというのだろう。

今はまだ日本に働きに来る外国人労働者も沢山居るけれど、もし「円の価値が暴落」したり、もっと良い待遇で働かせてくれる国の存在を知っても、この先まで日本に働きに来てくれるのだと思っているのであれば、相当、御目出度い人としか思えない。

介護を経験した人ならば、その大変さは身に沁みているハズであり、とても自分が高齢になった時に、他者の手を借りなければナラナイという場合に、誰が助けてくれるのかと暗澹とした気持ちになるハズである。

今年の新生児は90万人を割るとは思っていたけれど、一気に87万人台まで下降した。

彼等が成人になる時に、高齢者になったとして、我々世代の上に団塊の世代が存在しているという事を考えれば、とても介護を頼めるハズも無いと自覚しなくては。

今の老人の様に、ケアして貰える保障はゼロに近い。

「ああはなりたくない」ではナク、「ああなったら、野垂れ死にしても仕方がナイ」という覚悟無くして、とても老いられない時代がもうソコまで来ている事に、より多くの人が一刻も早く気付いて欲しいという気がするのだけれど‥‥  
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2019年12月25日

サディスティックな人とマゾヒステックな人

ともあれ、全体的にはそうなのかという感じがしなくもナイのですが、例に挙げた人がカルロス・ゴーン氏だったのが、痛恨のミスかもと思うのがこちらの本。


タダ、一般的にそういう二つの傾向がある人は、確かに存在しているし、どう対処すべきかという点に関しては、読むべき部分も多い。

ともあれ、ゴーン氏の話を読んでいると、我々は表面的な部分は知らされているのに、本質的な部分は知らないという人が多い。

今回の逮捕などの結果を知って、著者はどう考えるのかというコトを、逆に聞きたい気がする。

そういう意味でも、他人の側面は簡単には判らない部分が多いのだなと感じた本でもある。

故に、我々も他人を一面から判断するのでは無く、多面体の人として理解しなければならない。

貴方の前で見せている一面が、他の人の前では全く違った一面という場合も存在するのだろう。

そういう意味で、逆説的にとても考えさせられた一冊。  
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2019年12月24日

自己愛について

深く考察された本がこちら。


ともあれ、自己愛はみんなが持っている。

自己表現の欲求は自然なものであり、むしろそれがないほうが心配なのだけれど、人によってはその程度が問題になる。

自分だけしか見えず、他者はコントロールすべき者という考えだと、迷惑な人になってしまう。

要するに、自己愛を否定するワケでは無いけれど、その度合いにより、他者と円満に交流出来る範囲なのか、それとも他者を傷つけてしまうのかによって、注意すべきか否かに分かれる。

そして、その中にも幾つもの分類が存在する。

誰か、貴方を困らせる人物が居たとしたら、読んでみるとその人の理解が可能になるかもしれません。  
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2019年12月23日

森林に癒される

月曜日だというのに、どうも朝から調子がイマイチ。

そういう時にこそ、自然に癒されるべきかと。


森林浴や自然と親しむことが精神衛生上好ましいと言われていても、中々、実効するというのは、ハードルが高い。

それでも、本をめくって、子供達の元気な声が聞こえそうな写真の数々を眺めているダケで、充分こちらまで癒されそうな気持になる。

一週間の始まりなど、何となく気持ちが沈みやすい時などに、写真などを見るだけで元気が溢れそうになる。

パワー不足を感じた時に、エネルギー・チャージとして使えそうな一冊。

手元に置いて、時々、パラパラめくりたい本です。  
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2019年12月22日

日本の農業はどうなるのか

あまり報道されてナイけれど、安倍政権はアメリカが要求する農協改革の名のもとに、農業への企業参入、農業の大規模化・効率化を推進してきた。

牛肉の関税は、現在の38・5%から26・6%に引き下げられ、2033年度には9%となり、豚肉も、高級品については関税を段階的に下げ、最終的にゼロ。低価格部位については、現状の10分の1まで下がるのだから、すでに牛肉の自給率は36%、豚肉の自給率は48%が、2035年には、牛肉、豚肉とも10%台にまで落ち込む危険性があるという。

しかも、アメリカ産の牛肉には、エストロゲンなどの成長ホルモンが使用されていて、エストロゲンは乳がんや前立腺がんとの関係が疑われており、日本では牛肉生産への使用は認可されてないのにである。

でも、検査機関は「検出されていない」と言っているのは、40年前の精度の悪い検査機械をわざわざ使用して、検出されないようにしているからだとか。

EUは、1989年から成長ホルモンを使用したアメリカの牛肉を輸入禁止にしていて、禁輸してから7年で、乳がんの死亡率が顕著に低下したという学会誌データも出てきてるのだと。

さらに、アメリカでは、牛や豚の餌に混ぜる成長促進剤ラクトパミンが使用され、ラクトパミンは、発がん性だけでなく、人間に直接中毒症状を起こす危険性があり、EUだけではなく、中国やロシアでも国内使用と輸入を禁じています。日本でも国内使用は認可されていませんが、これまた輸入は素通りになっているとのコト。

アメリカの乳製品も危険で、ホルスタインには、モンサントが開発した遺伝子組み換え成長ホルモンが使用されている。この成長ホルモンを注射すると、乳量が2〜3割も増えるけれど、「数年後には乳がん発症率が7倍、前立腺がん発症率が4倍になる危険性がある」とアメリカで学会誌に発表されたそうです。

結果として、アメリカの消費者が不買運動を展開、今ではアメリカのスターバックスやウォルマートが「当社の乳製品には成長ホルモンを使用していません」と宣言せざるを得ない状況になっているのに、日本では、これほど問題になった成長ホルモンを使用した乳製品の輸入が野放しになっている。

今年の10月には、ゲノム編集食品の販売が解禁され、表示義務もありません。2023年には遺伝子組み換えでないという食品表示も実質的にできなくなり、世界に逆行して、発がん性が指摘される除草剤成分「グリホサート」の残留基準値も大幅に緩和されました。

既に、日本の食物は危険にさらされています。

それを知って、なるべく日本の農家が作った安全なモノを食べる努力をしなければ、日本は世界一長寿だったのは過去となり、ドンドンがんなどによって、早死にする国になるでしょう。

もしかしたら、老人の医療費を削減したいがタメに、そういう政策を行っているのかもしれませんが‥‥
  
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2019年12月21日

男尊女卑という病

日本は男女平等か否かの国別判定で、今年も世界でランクを下げたという。


ともあれ、そういう社会で暮らしていると、真面目にそれに対して反論しようとすると、かなりのバッシングに遭うのは覚悟しなくてはイケナイという現実がある。

今、存在を明らかにして、レイプを糾弾している伊藤さんに対する、加害者側の反応はあまりに酷い。

それでも、そういう主張を続けて、権利を主張し続けなければ、マスマス女性の地位の低下は進むであろう。

そもそも、芸能人でも、不倫の話題になった時に、ホボ男性はスルーされるというのに、女性だったりすると、かなりのバッシングを受ける。

それは妬みからなのだと著者は言うけれど、どちらにしても問題は問題なのだ。

少なくとも、レイプしたと言われている人間が、合意の上だと言い募るのを聞いていると、それを聞いているその配偶者は何と思うのだろうと考えてしまう。

少なくとも、婚姻外の行為をしたコトに対して、平気な人間だと思ってしまうと、確実に倫理観は欠如しているし、自分の発言に対して、妻はどう思うかも推し測れない、それこそ「男尊女卑という病」に罹っている人であるとしか思えナイのだけれど‥‥
  
Posted by seitaisikoyuri at 23:56Comments(2)

2019年12月20日

依存心をコントロールされると

人は洗脳されやすいのだという。


人を操る技法は、悪用も善用も可能なので、その存在を知ることが、あなたの心を守るワクチンとなるというコトで書かれた本。

心を操る技術は、国家的な規模で研究されてきた長い歴史を持つ。

パブロフが先鞭をつけ、CIAも追随した、行動を操る技術。

人をある種の極限状態に置き、意のままに動かすこの技術は、反体制的な人物をコントロールするため、かつて東側諸国の国家機関が利用した。

一方、フロイトに代表される心理療法は、その後、天才催眠療法家ミルトン・エリクソンがその技術を大きく発展させた。

心を気づかれないうちにある方向へと誘導する「イエス・セット」や「ダブルバインド」などの技法は、エリクソンが考案したもの。

これらの技術の集大成は今、広告戦略や怪しげな人心誘導術として“民間活用”されていると知らなければ、知らず知らずの内に、誰かに取り込まれてしまう可能性も高い。

人というのは、ある意味信じたいモノを信じるという部分もある。

故に、親和性の高いモノに魅かれるのだから、より危険だと知っておいた方が良い。

今は、詐欺すら、この手口を用いかねないのだから、やはり自分は大丈夫という意識を捨てて、こうした本に親しんで、被害に遭わない努力をしておくべきなのだろう。  
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2019年12月19日

研究というのは

本当に大変なのだと、読んでいて頭が下がる思いがする本。


それでも、成功したので良かったけれど、世の中にはどんなに研究しても成果が出ないという方もいらっしゃるのだろう。

予想された事と、現実が違うというコトは、幾らでもありそうだし‥‥

ともあれ、こういう地道な研究が形に成りそうなのに、京都大学iPS細胞研究所を訪れ、山中伸弥所長と面会して、医療用のiPS細胞を備蓄する「iPS細胞ストックプロジェクト」に関して、「『来年からストック事業に国費は出しません』と、和泉洋人首相補佐官と大坪寛子厚労省大臣官房審議官が述べたという報道には、本当に驚いた。

しかも、〈「20年度から支援をゼロにする」と伝えた事実は無い〉とする報告書を理事会に提出。その後、委員会でもその旨を答弁した。山中氏の説明とは食い違う国会答弁だったというので、二度、ビックリした。

努力して、努力して、難病の人々を救いたいと頑張っているのは、山中さんだけで無く、その研究を支えている多くの若き研究者。

その人々の努力を無にしかねない話をしたのに、叩かれたら平気で嘘を国会で述べるというのだから、開いた口が塞がらない。

決して、手柄を自分だけのモノとせず、手伝ってくれた多くの若き研究者を称える山中さんと、正に月とスッポン。

こういう輩が官僚として存在するから、日本の国際的地位は低下傾向にあるのだと、実感してしまった。

基礎研究は地道だけれど、資源が少なく国土も狭い日本が、今迄何とかやって来たのは、山中さんの様な研究肌の人々が、分野分野で努力していたからではないか。

今後も、世界の国々と競り合って行く為には、より一層の努力が必要なのだと痛感した一冊。  
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2019年12月18日

いい人に見られたいというのも

過ぎれば、自分が苦しくて仕方ナイ人生になりかねないという、忠告の書がこちら。


周囲の期待通りに「偽りの自分」を生きていると感じると、人生が辛くなる。

どうしてかというと、「期待されている自分像」を懸命に演じるけれど、一方で、「本当の自分」は別にいるはずと悩んでしまうから。

他人の思惑や、誰かの期待に踊らされず、自分が生きたい様に生きるには、どうすべきかというコトを書いた本。

親などの期待に応えようと生きていると、本当にしたい事が判らなくなってしまう人が居る。

でも、他者優先に生きるのは、とても大変なコト。

もう少し、自分優先で生きようとしなければ、人生を楽しめないと説く。

無理に「いい人」と思われなくても良いという開き直りこそ、自分の人生を自由に歩めるのだという励ましの一冊。  
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2019年12月17日

なぜ男と女は

すれ違ってしまうのかについて、考察された本。

『そうかな』と思う部分もあれば、色々ですが、この話を読んでおくと、イライラしている人は、少し癒されるかも。


端的に言えば、女の脳は共感脳、男の脳は解決脳なのだと理解しておかないとダメなんだとか。

ちなみに、読んでいて、どちらかというと解決脳ぽいかもと思ったりしましたが、その辺はやはり個人差が大きいのではないかと。

そもそも人間というのは、単純に男だから女だからと割れきれるモノでも無い。

それでも、一般的にそういう部分もあるという括りで読めば、納得する部分もあるのでは。

何しろ、別の家庭で生まれ育った人間が、一緒に暮らすというのだから、同じ家庭に育っても兄弟ケンカをしたりすると思えば、全ての価値観が一緒なハズも無く。

互いが歩み寄って、違いを認め合わない限り、ギスギスするのは仕方ナイのでは。

逆に、そういう人も居るのかと思って、『そうでナイだけマシか』と思う様にした方が精神衛生上良いかと。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:13Comments(2)

2019年12月16日

サラブレッド・コンプレックス

コンプレックスというのは、自覚するから生まれるというのは、新しい視点。

考えてみれば、確かに赤ちゃんにはコンプレックスなど、存在しない。


ともあれ、この本はサラブレッドでは無いコトに対して、コンプレックスを抱く人に向けての本ではあるのだが、逆にサラブレッドだった人が陥る問題も書かれていて、今日、判決が出た元厚生省の事務次官だった息子さんが、正にそれが故の挫折だったのではないかと感じた。

ともあれ、世の中には「見えない天井」に苦しむ人も多い。

とはいえ、それをも受け入れて行くしかナイ現状も有る。

世の中は努力しても、それだけで何とかなるとは限らないけれど、それが辛過ぎる時には、自分が満足出来る別のコトを趣味などに持つ必要性が書かれている。

ダメでも、チャレンジするのも大事なんだと。

初めて書くと思うのだが、最近、身体の衰えを感じているのを打開しようと、余暇に週一度ではあるけれど、『ピラティス』を習い出した。

自慢ではないが、子供の頃から親の手伝いをしていたので、本当に身体が硬く、柔軟体操は小学校の時から大の苦手。

それでも、体調が悪いとお見えの方々には、無理な運動よりも柔軟体操が一番とオススメしているだけに、流石に『ヨガ』はハードルが高いけれど、『ピラティス』なら何とか出来るのではないかと、試してみたりしながら通い出した。

やはり、何事もチャレンジだし、自分一人ではとても続きそうもナイ事でも、教えて下さる方や他に習う方が居れば続きそう。

それ以外にも、打ち込んでいるモノも有るので、幸いあまりコンプレックスを感じる生活はしてナイのだけれど、もし、悩んでいる方がいらしたら、お勧めしたい本だと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:04Comments(4)

2019年12月15日

キャッシュレスはプライバシーの売り渡し

日本でも、キャッシュレスで還元などと、現金決済を止めさせるべく世の中が動いているけれど、中国はAI(人工知能)開発と連動したキャッシュレス分野において、猛スピードで凄まじい発展を遂げているらしい。

ともあれ、そういう社会になると、AI搭載の社会信用システムが「デジタル・タトゥー」を刻むことになり、犯罪行為や金融活動だけでなく、人口統計学的な特性や人間関係の「小さなつまずき」まで詳しく調べ、数値化し、公表する可能性が高いという。

プライバシーより「勝ち馬に乗る」ほうが重要と割り切ってしまえるのならともかく、自分の生活を他人に一々見られているというのは、どうなのだろう。

あまり、気持ちが良いものではナイ。

何枚かのカードを持って、使い分けをしているならともかく、この先、マイナンバーカードと連結して買い物などした場合に、その履歴などが流失という可能性もナイとは限らない。

人間のやる事で、絶対というのは有り得ないのだから。

そもそも、大事なデータを破棄するとして、お金を得ておきながら、それらを簡単に持ち出せて売却した人が存在しているというのだから、恐ろしい話である。

日本の国は、性善説によって法律が出来ている場合が多いけれど、もう、そんな悠長なコトでは済まされなくなって来ている。

そう考えると、スマホで何かを買うというのは。本当はとてもリスキーな事ではないかという気がしなくもないのだけけれど‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:09Comments(2)

2019年12月14日

昨日の話題への補助として

良さそうなページを見つけました。

【イラスト解説】ひきこもり→家庭内暴力収める「7つの道筋」 NGはです。

既にこじれてしまっている問題を、親子だけで解決しようというのは、かなり無理があると思います。

第三者の冷静な助言や、互いの新たな視点が大事ではないかと。

少なくとも、問題の解決は一様ではナイけれど、今まで解決出来なかった問題が、同じ当事者だけで解決するのはホボ無理。

世の中の大概の問題は、切り口を変えるコトでしか、何ともならないのではないかと。

ともあれ、上記の方法を取れば、必ず上手く行くとも限らないでしょうが、世の中の問題はそもそも、トライ&エラーの繰り返しの中で、正解を見つけるしかありません。

数学と違って、正しい回答が一つで、説く為の方程式が存在しているワケでは無いのですから、何度でもチャレンジして、上手い落としどころを見つけるしかナイのではないかと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:39Comments(0)

2019年12月13日

例え、気の毒でも

農水省の元事務次官が、自宅で息子を殺害した事件で、検察側は懲役8年を求刑したというが、通常の求刑に比べると、とても軽い。

検察側は、論告で「熊沢被告は、息子からの暴力などについて、専門家に相談するなどの手段を尽くしたとは言えない。尊敬していた父親から命を奪われた無念は、察するに余りある」と指摘、一方、弁護側は「熊沢被告は長年、息子の生活を支え、献身的に尽くしてきていて、事件の経緯や動機には同情の余地が大きい」と執行猶予付きの判決を求めたそうだが、その記事のコメント欄にも、執行猶予を求めるコメントが幾つも書き込まれている。

タダ、事前にネットで「殺人 執行猶予」と検索していたのであれば、確実に計画的な殺人であり、とても突発的な殺人とは言い難い。

しかも、事前に「これしか方法が無い」という手紙まで書いていたのだから。

息子が家に戻った翌日に、突然「お父さんはいいよね、何でも自由になって。それに比べて私の44年の人生は何だったんだ」と泣き出した。その後被告が「目白の家のごみを掃除しないと」と口にすると、英一郎さんは激高。被告の髪の毛をつかんで家具に頭をたたきつけるなどの激しい暴力を振るったので、妻は「(被告が)死んでしまうと思った」という話を読むと、正直、息子の気持ちを汲む気があったのかと、少々、辛口ではあるが疑問が残る。

自分の子供に対して、親の希望に沿った人間になれというプレッシャーを掛け過ぎる弊害が言われて久しいが、どうもそういう感じの議論にならず、世の中の規範に合わない人の人権など、無いが如きの様に感じてしまうのだが。

せめて、恥を忍んで、もう少し誰かに正直に打ち明けて、助言を得ようとすれば、展開は違ったのではなかろうか。

勉強に差しさわりが有ると、息子の大事なモノを黙って捨ててしまったという報道も過去になされたが、立派な親の元に生まれた息子は、特に大変という話は結構多い。

エリートの目線で、自分の子供を判断して無かったのだろうか。

もう少し、子供の視線に立って、色々と考える事をしていたらと、本当に気の毒なのは、「いっそ、親に殺されたい」とまで願ってしまったかもしれない息子さんの方なんじゃないかと考えてしまうホドの、難しい親子関係。

以前から、引きこもりの問題は、親が子供の存在を隠したがるから長引くという説があり、親が亡くなると、死にたくなければ、子供は社会に出て来るという。

子供を持つ親として、考えさせられる話では有るけれど、少なくとも親なら引きこもりの子供を殺しても仕方がナイという風潮にだけはしない方が良いのではないかと感じる。  
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2019年12月12日

学者は凡人に非ず

少し前に読んだ本なのですが、ブログに上手く書ききれないと思って放置してました。


法医昆虫学というのは、あまり知られてナイ分野だと思いますが、このシリーズは全て面白い。

ともあれ、純粋にミステリーとして楽しんでいるのを、無理に書かなくともと思ってたのですが、前に、ノーベル賞を受賞した山中伸弥所長が手がける京都大学iPS細胞研究所での備蓄事業に対する年10億円の補助金の打ち切りが、回避されて支援の継続がほぼ確実な見通しという、報道がされて、ひと先ずは良かったと思ったけれど、どうして将来有望な研究すら出来なくなるのかと悲しい気持ちになってました。

そもそも、日本は国土が狭いのですから、素晴らしい業績などが生まれなければ、世界的に立ち行かなくなるのは自明の理。

それ以外にも、我々があまり知らない研究とかもあって、その中の一つに「法医昆虫学」も入るのではないかと思います。

どんなモノだろうと思う人は、是非ともこのシリーズは良く出来たミステリーなので読んで頂きたいのですが、とかくミステリーはネタバレ出来ないので、本当に書くのが難しいと、スルーしてました。

ところが、iPS細胞を使った臨床研究では、日本が世界をリードしてきたのに、超大国アメリカがiPSにどんどん乗りだし、米国はいけそうだと分かると、いっきに取りにかかってくる。米国で開発が進み、逆輸入する状況になりかねないという、大問題。

STAP細胞で大騒ぎしたけれど、まだアメリカでは特許を模索しているという話も有る。

大体、研究が全て大団円になるなんて有り得ない。

それでも、結果を求めて努力しているのに水を差す様では、本当に今後の日本の将来は絶望的。

富裕層の為のホテルなんかに、出す税金が有るのなら、もっと研究に回して欲しいし、あげくに公私混同の京都旅行なんぞに多少なりとも、税金が使われたのかもなんて言う『文春砲』を知ったら、到底、我慢が出来なくなり、その話題と絡めてブログに書く事にしました。  
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2019年12月11日

本当に疲れてしまったので

久々に、ブログを休ませて頂きます。

明日から、又、頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。  
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2019年12月10日

ポカポカ陽気で

たいそう有難いのですが、とはいえもう12月も半ばになろうとしています。

今日、遠くの山々を見ると、3000メートル級の山々は白くなったままでしたが、2000メートル前後の山々はホトンド少し前に降った雪も消えてました。

これでは、スノーマシンで作った雪も、全て溶け出してしまうだろうなと思いました。

長野は観光県なので、雪が降らなければ一般の人の生活には楽なのですが、観光で生活している人達を思えば、ある程度の雪が降って、スキーが出来ないと困るだろうなと思ってしまいます。

それでナクとも、今やスキー人口は激減していて、スキー場の閉鎖話が、あちらこちらから聞こえて来たりしています。

経営陣の刷新などは、結構、多くのトコで聞きますし‥‥

今年の新生児は、90万人を割りそうだと言ってたのに、下手すると87万人程度ではないかという報道を読みました。

おそらく、これからは多くの場面で前年割れを覚悟しなくてはダメなのかも。

だとしても、我々は何とかして生きて行くしかないのですが‥‥  
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2019年12月09日

真面目も過ぎるとどうなのか

少し前から、問題になり始めている愛媛県の「まじめえひめプロジェクト」の動画。

動画自体にも、首を傾げる部分もあるが、それよりも根本的な問題として、「真面目」というのは、本当に善いばかりなのだろうか?

というのも、大学で一番仲の良かった友人が愛媛出身で、夫になった男性と私が企画した合コンで知り合い、同じ愛媛出身だというコトで結婚したのだが、詳細は知らないけれど、医師として悩んだ夫と二人、全てを投げ捨てて新興宗教に帰依してしまったと、一緒に参加した友人から聞いた。

別に、憲法で「信教の自由」が保障されているのだから、何も言う必要は無いと思って、その話を聞いても何も口を挟んではナイけれど。

ソコまで、彼女達は何を思い詰めたのかとは、考えずにはいられなかった。

知ってから、約三十年が過ぎたけれど、今回の騒動を知って、もしかしたら二人を追い詰めたのは、「真面目であらねばならぬ」というプレッシャーだったのではないかと。

幾ら医師だとて、全ての患者さんを救えるとは限らない。

でも、本当に真面目だからこそ、割り切るコトが出来ずに、医療に限界を感じて、宗教に救いを求めたのではないか。

考えてみれば、愛媛県は学校法人「加計学園」が国家戦略特区の愛媛県今治市で開学するに際して、大問題になった。

ネットで検索すると、 愛媛県今治市は、愛媛県松山市(51万人)に継ぐ第2の都市で16万人ほど。 第2の都市で16万程度。昭和50年ごろは19万人で、すでに3万人も減少し、少子高齢化・過疎で衰退の一歩だから、起爆剤として大学を誘致という考え方も、判らなくはナイけれど、その為に土地を無償譲渡して、登記簿上も加計学園の土地として登記されたというのは、異常。

そういう事すら許してしまうというか、「上の指示に逆らえない」という真面目人間を好むのであれば、本当に「真面目」であるというコトが良い事なのだろうかと思ってしまう。

そして、そんな事で税金を使ってしまったから、全国一介護をしている時間が長いというのであれば、個人の自己犠牲を求める県なのだとしか思えないのだけれど‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:49Comments(6)

2019年12月08日

絶対専制君主の暴走

江戸時代の将軍は絶対専制君主であった。

故に、公方のやることについて、噂することさえ許されない時代だったという。


最近では、動物愛護法であるとして、「生類憐みの令」は悪法では無いという説も流れているが、そもそも、それによって庶民は迷惑を被り、死罪や単にその係累だというだけで遠島になるなど、通常の感覚ではとても正しい法とは言えないと明確にしている本である。

綱吉が少年の頃に、明暦の大火に遭遇し、多数の人間や動物の死を見たであろうが故なのか、死を忌避したいと願い、自らの子供達の死に遭遇して、自らの血筋を絶やしたくナイが為に、「生類憐みの令」は苛酷になって行き、時に人の命は動物の命よりも軽くなった。

批難もされず、長く権力の座にある者は道を誤る典型であったと。

要するに、「権力は腐敗する、絶対権力は絶対に腐敗する」というケースの一つであり、「動物愛護」だとする現在の見直し論を痛烈に非難している。

詳しくは、読んで頂くとして、自分の子孫などの為に、他者の命を軽く扱うというのでは、本末転倒で、とても天から子供が授かるとは思えない。

結果として、将軍職は養子に譲られることとなったのだが、遺言として「生類憐みの令」は守る様にと言ったのだが、結果的には有名無実化された。

批難もされず、長く権力の座にある者は道を誤るというのは、時を超えて今も日本に存在しているのだなとも思うのだけれど‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:41Comments(0)

2019年12月07日

縮小する日本社会

おそらく今年の新生児の総数は、90万人を割り込むのは確実なんだそうで‥‥

ここ数年の落ち込みを考えれば、当然と言えば当然なのだけれど、こうなるともう人口は減少する前提で税金の無駄遣いを排除しなければ、マスマス子供の数は減少するに違いない。

なのに、高級ホテルを建てるだのと、無駄な公共事業をもっと増やすつもりでは、日本という国に将来は有るのだろうか。


ともあれ、そう単純に新しい豊かさが見つかるとも思えない。

長野県にも、新規就農をする人達が居るけれども、農業というのは技術職の上に、天候が相手なので、簡単に熟練者になれるのかどうか。

少なくとも、定年後になって、せめて自分達の食べる物を多少なりとも自給したいと、耕作放棄地を耕してくれるのであれば良いけれど。

安定的な収入が得られないからと、兼業農家で働いている人も多いが、お話を伺っていると本当に大変そう。

徐々に手入れされていない場所は、山地に戻っていくより仕方ナイのであろうか。

少なくとも、今日本の繁栄が既に陰っているとはいえ、一気に減速しかねない所まで追い込まれているのではないか。

「山が攻めてくる」という言葉に象徴される様に、ほったらかしておけば、雑草の生命力に土地は覆われてしまう。

我々は、もっと危機感を持って、将来の日本について考えた方が良い。

人を働らかすだけ働かして、次世代を産み育てよと言われても無理なのだ。

労働時間を削減して余裕を作り、最低賃金を上げるか、教育費を国家で持つなどして、若者がゆとりを持て無ければ、少子高齢化に歯止めは掛からない。

ロボットが何れ代用するから良いと考えるのであれば、仕方がナイけれど、自分が将来老後にどうなるのか考える時に、やはり若い世代が居てくれた方が心強いと思わないのだろうか。

雇用者が、今だけ自分だけと考えて、他者の人権を踏みつぶして行くのであれば、おそらく日本は縮小して、再生産は不可能になるのではなかろうか。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:07Comments(2)

2019年12月06日

平成という時代を振り返る

既に、今年も終わろうとしているけれど、本当に終わってしまったのが、『平成』。

その振り返りをしてみようかと読んだ本がこちら。


ちなみに、『これから何を買うのか』という問題には、あまり触れてません。

というか、新たに何が出て、何を買うかを、実際に言い当てれる人というのは、まず存在しないでしょうから、その辺を期待するのは無理に近い話かと。

題名は、多少盛るコトがあるという典型的な例ですが、ともあれ、何が流行ったかという分析などを読んでいると、確かにそんな時代があったという気がします。

世の中には、違った『平成』の振り返りも有ると思いますが、やはり、一回総括をしなければ、どう新しい年号になって行くのか、見通しもつきませんし。

それにしても、政治的に振り返った時には、きっと、『平成』という時代は混乱の時代で、モラルが破壊されつつあった時代だと感じるのではないかと思います。

せめてもの救いは、国内に於いては戦争が起きなかったけれど、他国への戦争への手助けはしたワケで、ポスト戦争、若しくはプレ戦争の時代では無かったかと、『令和』の時代が終わった時に、そう総括されずに済むコトを願ってます。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:41Comments(0)

2019年12月05日

すぐソコに在る脅威

昔の日本は、水と空気と安全が売りだったけど、福島原発の事故で全てが崩壊したと言って良いのかも。

人は、自分のタメならエゴ丸出しにも成りかねない事をする。

そういう醜い姿を書いている本がこちら。


上記の話は小説ですが、実際に福島原発の汚染は、本当に封じ込められそうか、どうか微妙な気がします。

そもそも、若者は堅実な生活をおくろうとしているみたいですが、今や中国人の若者が大挙して色々と買い漁っているみたい。

都合の悪いコトは、無かったコトにしようとしても、それは無理。

現実に、この小説みたいなバッドエンドを迎える日が来ないコトを祈ってます。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:05Comments(4)

2019年12月04日

早口言葉で舌を鍛える

最近、老化現象なのか、時々むせてしまうので、借りた来たのがこちらの本。


どうも、舌を含めて、顔の筋肉全体が衰えつつあるのが原因かと。

色々と方法は書かれているので、知りたい方は読んで頂くとして、早口言葉の練習というのは、とても役に立ちそうです。

タダ、やはり以前から練習している感じの言葉だと、難しいと言われても、案外、こなせるものですが、難易度が低いと言われても、慣れてないモノはとても難しいです。

レベル5である、「寿限無」の言葉は、昔から何度かトライしているので、おそらく暗記しているからだと思いますが、さほど難しくは感じないのですが、レベル4である「隣の竹垣に竹立てかけたのは 竹立てたかったので 竹立てかけた」というのは、何度挑戦しても難しいので大変です。

でも、これにチャレンジを繰り返して、難なく言える様になれれば、むせるのも解消するのではないかと思うので、しばらく練習をしてみたいと思います。

それにしても、早口言葉が舌の老化に効果があるとは思いもよりませんでした。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:02Comments(2)

2019年12月03日

江戸のブラックをまだ引き摺っている?

江戸時代の、ブラックぶりを列挙している本を読んでいると、でも、今は現代なのに、本質は変わっているのかなと首を傾げたくなるコトがあまりに多く。


この時代を、今、色々と探求しているので、ある程度は知っている話が多いのですが、ブラックと言われると、つい現代と比べてみたくなりがち。

仕事に追われて、中々、結婚出来ない(今もじゃない)とか、今で言う上級国民の武士などが悪さをしても御咎めなし(今もじゃない)とか‥‥

特に劣悪な労働条件と言われれば、日本人もそうだけど、特に外国から来て働いている技能労働者制度の人々の劣悪な環境を思えば、時代が変わっても、全く改善されてナイのではという想いがします。

「食の安全」というのも、外国には弱い政府によって、破壊されそうな感じだし‥‥

「高い識字率のまやかし」という章を読むと、日本人というのは嘘のデータにダマされやすいのねと。

そして、ラストの章が「社会的弱者に冷たく残酷だった」と言われると、今だってそうじゃないとしか思えない悲しさ。

我々日本人は、本当に人間的に進化して来ているのでしょうか???  
Posted by seitaisikoyuri at 21:40Comments(2)

2019年12月02日

より良い社会を生きるには

西洋人に、東洋哲学の考え方を教えられると、又、違った目で百家争鳴の時代の賢人の言葉が、しっかり心に沁みて来ます。


無論、既に取り上げられた人々の思想は知っているので、そういう見方もあるのだと思っただけではありますが、だからこそ、より多面的に理解が深まった気がします。

ともあれ、今の日本の政治の現状を見ていると、荀子の説く様に「人の性は悪なり。その善なるは偽なり」だと感じてしまう。

人間は弱いので悪の道に行きやすいので、善になる様に教育が必要で、学び続けることによって善に至らなければならないハズなのに、どうもそうでない人達が多過ぎる。

政治家は自らの欲望に負け、官僚は自らの保身に負けて、恥ずかしげもなく世の中に醜悪さを撒き散らしている。

知り合いの小学校の教諭の方に、「今、道徳教育を小学生に教えているのに、今の政府の体たらくを見て、子供達はどう感じるのでしょう。教え難くナイですか」と聞いたら、「正直になり、間違ったら素直に謝罪する」という話をしなくてはナラナイのに、現状は平気で嘘をつき続けるタメに、証拠隠滅をしている様に見える。

当然、小学生でも、高学年になるとニュースなどをチャンと理解しだす。

それでも、授業として教えなくてはナラナイし、以前よりドンドンしっかり教育すべきであるというお達しになっているので、本当に大変だとこぼしてました。

誰が見ても胡散臭い話を、最高学府の出身者がフォローしているので、どう子供達に教えれば良いのかと矛盾を抱えているのを、ひしひしと感じました。

もう、この国の将来はまともに機能しないのではないかと、実に悲しい気持ちになりました。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:14Comments(0)

2019年12月01日

他者との円満な付き合い方

誰でも、無用な他者との摩擦は避けたいモノ。

何が相手の刺激をしたのか、悪い見本を知っていれば、上手く立ち回るコトが可能になります。

もしかしたら、自分の行動に欠点が存在するかもしれません。

そういうコトが減るように、読んでおきたい一冊がこちら。


無理に他人に迎合する必要はナイけれど、ちょっとしたひと言をプラスしたり、言い方を変えたり、誤解を招くひと言を封印するだけで、物の見方をちょっとだけ変えてみるだけで、人との関係が良好になるのであれば、なるべく今している行動よりも、そちらの行動をした方が、人生は楽しくなると思います。

読んでいて、『そうか』と感じた部分だけを変更すれば良いのであって、全てを変えるのは無理。

他者との付き合い方を学ぶつもりで、一度読んでみるだけで、おそらく明日からの行動が少しづつ違って来るのではないかと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:17Comments(2)