我々は、『二十四時間働けますか』というリゲインのCMを記憶している世代だが、それでも、バブルの頃はボーナスも出たりして、労働者もそれなりに潤った。
今や、「固定残業代」という名目で「働かせ放題」となると、時給換算で最低賃金にも及ばない額になる。
昔、東京一部上場企業に勤めていた甥もそういう目に遭わされたし、息子も職種は違うが、一時そういう場所で働いたコトもある。
まるで、労働者を搾取する経営者というマルクスの書物や、『蟹工船』みたい。(正直、マルクスやエンゲレスや小林多喜二などの本は、概要はホボ知っているけど、しっかり読んだコトは一度もナイのだが‥‥)
コンビニ・オーナーになるべきでは無いとう話は、三十年前から知っていたが、中には知らずに働くという選択をして、娘さんが若くして亡くなったという人や、人生を棒に振ったと話す人が居るコトも実話として聞いたコトがある。
そういう話を知らない人でも、上記を読むと理解すると思うが、巧妙に騙された人は、入って気付くコトになる。
著者に言わせると、「アベノミクスは日本人を貧乏にしただけなのに、一部に甘い汁を吸っている人達が存在し、誤魔化されている」のだと。
ちなみに、このブログにも明石順平さんのTwitterを「読みごたえありサイト」の中の一つとして、去年から貼ってある。
本を読む前に、そちらのサイトを読むだけで、日本のまやかしが判るというモノ。(なんで、日本の政治を放置しておいて、中国や朝鮮半島や米国の政治を一生懸命、TVで報じるのかが不明というか、『日本はまだマシ』と洗脳しているのかと、勘繰りたくなるコトもある)
本当に、日本は大丈夫なのかと、心配するコトばかり。