インフルエンザが変異したというパニック小説なのだが、コロナで困っている日本を考えるべき命題も含んでいる。
ともあれ、日本の皆保険制度を守らなくては、大変なコトになるのではという気もするが‥‥
少子高齢化が進むので、年寄りよりも若年層を大事にすべきという部分も確かに必要かもしれないが、もし、皆保険制度が破綻したら、日本人はより支出を嫌って、一斉に老後資金を溜めだすだろうから。
それと、税制の歪みは総合課税で正す方が良いのではないか。
特に問題なのは、最低賃金よりも異常に安い、外国人労働者によって非正規労働者の賃金がより低く抑えられている事で、社会の再生産にとってもマイナスであると考える。
地方では、介護の仕事は募集は数多くあるのだが、中々、新卒か若い頃以外では正社員になる事は、大変なコト。
再チャレンジが難しい日本の問題など、政治的課題は昔から存在しているのに、後手後手に回っている限り、社会の停滞はより進むのではないだろうか。