2022年10月27日

冷えとり薬膳レシピ

秋になって冷えて来ましたね。今年の夏が猛暑だったので、身体が簡単には切り替わらない人も多いと思います。

20℃といえば冬だったら充分なんですが、この頃はとても寒く感じます。

で、こんな本はどうかと思って‥‥

手軽に出来ない物もありますが、例えば「牛にんにくそぼろ」などは、簡単で密閉容器に入れると、冷蔵庫で5日、冷凍庫で約3週間保存が可能という感じのレシピも有りますのでお試しください。

薬膳の考え方などをシンプルにまとめて知るコトも出来るので、読んでみてもっと知りたいと思ったら、違う本を読んで深掘りしてみるのも面白いかも知れません。  

Posted by seitaisikoyuri at 19:45Comments(2)

2022年10月20日

円安の進行がいよいよ急ピッチ

既に、想定していたが1ドルは150円台になった。

日本の貿易赤字も増え続けているし、国の借金も増えるばかりだから、簡単には歯止めがかからないだろう。

日銀総裁は、アベノミクスを失敗ではナイと思いたがっているみたいだが、そうは行かないだろう。

そもそもアベノミクスは、日本の富を棄損しかねないと否定的な人達の思惑の方が道理だったということ。

イギリスでポンドが下落しているように、今や価値が無いと判断されたら投機的な相場が続くのは当たり前。

昔の金本位制度とは違うのだから。

少子高齢化社会は先が見えず、労働者には賃金が増えず、国家財政が危機的になっていて、研究費も頭打ちでは国際競争力を高めるのも難しい。

そんな日本に投資したいと考えるのは、余程でなければ難しい。

不動産を外国人がドンドン買っているとの報道もあるが、それは良いコトなのだろうか。

少なくとも、ドルを売って円の買い支えを少しやった位で済む話では無かろう。

アベノミクスの出口を考ずに行ったのは、原発の処理を終了しないまま再稼働を進めたいという、変な楽観主義のようなもの。

一つ間違えれば、日本もスーパーインフレになりかねないという自覚を持った方が良いのではないか。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:05Comments(4)

2022年10月11日

人生を考える映画

連休だったので、家族と一緒に映画に行って、主人と一緒に観て来ました。


外国映画が原作で、日本でオリジナルの脚本を書いて、作成された映画です。

東北の市役所の市民福祉局に勤める牧本は、身寄りがなくて独りで亡くなった人を無縁墓地に埋葬する「おみおくり係」を勤めてます。

担当者は彼だけで、マイルールにのっとり、家族が必要無いと言ったとしても自腹で葬儀を執り行い、家族が気が変わるのを待つ為に骨を壺に入れて葬儀写真と共に市役所に置いてます。家族が見つかるはずだと、死亡者の周囲の状況を確認しようと警察に聞いたりするので、納骨が遅れて警察と揉めたりもします。

しかし、合理化して「おみおくり係」を廃止するコトになり、最後の仕事に着手する彼に、色々な出来事が起きるという話なんですが‥‥

子供達は違う映画をみたいと言い、少し主人は退屈みたいでしたが、思ったよりもとても素敵な映画で感動しました。

今や、家族がバラバラになり、地方では子供達は都会に暮らしているので、親戚との距離は遠くなって、子供が居なかった人や独身で居た人とか子供との関係が悪かった人などは、葬式も上げられない時代になって来つつあります。

これから、マスマス独身や子供が居ない人も増えそうだと思うと、しんみりした気持ちになりました。お墓参りに行っても、墓仕舞いが行われたり、新たに合同墓地が造られていますしね。

生き方の多様化が進み、標準的な生き方も無くなっているので、生き方の正解など見つからなくなってますが、人生にはこういう生き方もあるのだと身に染みて感じた映画でした。

おそらく、今年のイチオシの映画になるのではと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 16:46Comments(2)

2022年10月08日

オリンピックをどうするべきか

今、ようやく東京オリンピックにメスが入れられようとしているので、この本の御紹介を。


地域の図書館で、一番最初に借りた珍しい本です。なので、読んでナイ人が多いと思いますが‥‥

オリンピックの商業化によって、弊害が大きくなって来ています。著者が、考えるゲームは如何にというのが主題ですから、その辺は書けません。

ともあれ、日本人は流されやすいので、オリンピックを一番だろうと思ったりしますが、アメリカはやはり野球はワールド・シリーズが一番だと思ってます。

この本でも、米国のNBCが今後オリンピックから引くかもしれないと。

実際、2032年までは、五輪の放送権は獲得してますが、米国の若者のテレビ離れが著しい。それでも、ストリーミング配信で成功したので、黒字になってるみたいです。

それも、NBCが有料チャンネルの「オリンピックチャンネル」を9月30日に終了して、スポーツのコンテンツはストリーミングサービスの「ピーコック」への移行が進められていることなどで成り立っている。

ともあれ、冬季五輪だった長野県も、スキー客はコロナと若年層の減少により、外国人観光客が戻らなければ相当苦しい。スケート場も、やっと氷を張り出したが、通年営業は難しい。

五輪の競技場を造れば、ゼネコンなどにお金が回るだろうが、維持費がかかるので存続は難しいと、世界で思われている。(日本は、まだ札幌冬季五輪を諦めてはいないみたいだが)

小説のエンディングの様には、まだならないとは思うが、近い将来、オリンピックはこのままずっととは限らない。

日本は、国費の使い道に抗議しても、今は平気でやっているが、マスマス円安傾向が続き、国力が衰えるとどうなるかも判らない。アベノミクスを上手く脱出するコトは、無理だと言われていた。だから、止めた方が良いとの意見を押し切って来たツケが、これからドンドン増えるに決まっている。

それでもまだ、日本にオリンピックは必要ですか?  
Posted by seitaisikoyuri at 19:53Comments(2)

2022年10月05日

戦争を知る人達が減って

瀬戸内晴美さんが、亡くなって一年以上経ちました。今の日本は、前よりもっと状況が厳しくなってますが、彼女のコメントがもう聞けないと思うと寂しいモノがあります。


自分の進みたい道を、ホボ一世紀かけて生き抜いた記録は、普通のには到底真似しようもありませんが、戦争を生き抜いた人達の平和に対する有難みは共通するもの。

我々は、戦争を知らないけれども、少なくとも戦火に追われるコトが無い状態で暮らせるのは感謝しないと駄目だろうと思います。

亡き母は、東京大空襲の時に世田谷病院の婦長として、患者さんを上野の山に逃げる為に連れて行ったとの話を戦後四十年過ぎてから、話してくれました。

多分、嫌な記憶は忘れたかったのだろうと思います。でも、どうしても忘れることも出来ず、言葉にするのも無理だったのが、ようやく話すことが出来たのだろうと。

戦争の話はしたくないと思っていたが、話すことが出来たホッとしたという方の話を聞いたことがあり、おそらく母もそんな気持ちだったのではないかと。

母は、七十で突然死したので、もっと戦争の話を聞ければ良かったのだろうと思いますが‥‥

世の中が勇ましくなりたいと思う様になった時ホド、我々は平和の為に何が出来るか考えるコトが必要でしょう。軍事力の先鋭化は、互いの競争を生みます。ロシアがウクライナに戦争をしている現在、日本のはどうすれば良いのか、政治家任せにせず自分達の頭で考えてみるコト。そうでなくては、再び戦争の惨禍が日本に訪れないとは限らないのですから。  
Posted by seitaisikoyuri at 15:42Comments(2)