2005年10月09日

存在証明のタメの犯罪‥‥2‥‥

さて、昨日の続きです。

『そんなコトは誰にでもあるんじゃないの?』と思う方もいらっしゃると思います。

何度も申し上げてますが、今の心理学では、人間の性格を大きく分けて、

  1  フリーチャイルド(自由な・わがままな子供)
  2  アダルトチュルドレン(大人のようなフリをした子供)
  3  アダルト(成人・大人)
  4  厳格な父親
  5  寛容な母親

であり、その五つがバランスをとれていれば問題はないのです。
で、問題になるのは、上の二つです。
犯罪は「わがままな子供」が引き起こすワケです。
ただ、今、世間を驚かせているのは、普通のオトナシイ子供(アダルトチュルドレン)で問題ないと思っていた子供が突然「わがままな子供」になって、犯罪を起こすからです。

犯罪の時だけ、制御が外れてしまった子供達は興奮した時が過ぎると、再びアダルトチュルドレンの仮面を本人が意識するでなくつけてしまうので、『何でこのような子供があんな凶悪犯罪を!!』と思うワケです。

子供が自分で「わがままな子供」を無理やり押さえ込んでいると、本当の自分でないように感じたり、突如として眠っていた「フリーチャイルド」に自分を乗っ取られてしまうコトがあるのです。

どうすればヨイのかという答えは、無数にあります。
何人もが、何冊の本を書き、お医者さんや心理療法士さんが何人もいるのですから。
タダ、本人が自分はバランスが取れてないコトに気付き、努力しないと変われないだけです。周囲の環境を含めて‥‥

犯罪だけでなく、結婚し、子供が産まれるコトで問題が出て来ることもあるので、昨日の本の中で著者の方は警鐘をナラシテいらっしゃいます。

やさしいセルフ・カウンセリングの方法とか、コラージュ療法の中のマガジンピクチャー法(雑誌から好きな写真や絵・文字を切り抜いて画用紙に貼り、作品を完成するアート・セラピーの一種)などなどが書かれていたりします。

まだこの項目は書きたいので、続きます。
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