本日は篠田節子さんの小説です。
絹の変容
祖母が嫁入りの時に持って来た、七色に輝く絹の布に魅せられ、どうしてもその繭で作った織物を作りたいと願う主人公と知的で研究一途の若い女性の物語です。
11/5に同じ篠田さんの「夏の災厄」と石田衣良さんの「ブルータワー」の話で出た人工ウィルスも怖いが、動物をバイオテクノロジーで変化させるのもかなり怖いと思いました。ハイブリッドの悲劇といった感じです。
そんなコトを考えていたら、五本指のシルクソックスどうですか?とDMが来たので見ると、シルクのあれこれQ&Aという説明の中に、絹紡糸と絹紬糸の違いが書いてありました。
「絹紡糸はなめらかで光沢があり、絹紬糸はふっくらとソフトなやさしさがあり、お肌の弱い方にもおすすめです。」と書いてありました。
キレイなものには、薔薇だけでなくトゲ(毒)があるのかも‥‥
ともあれ、そんな時には、そんな話題が続くもので、信州大学の上田にある繊維学部はものスゴク人気があるとか‥‥昔とは様変わりです。
でも、こういうSF的小説を読んでいると、鳥インフルエンザみたいなウィルスを作って、タミフルみたいな薬を製造したら儲かると思う人が出ないといいなと思ったりもします。数人とはいえ、劇的な副作用で亡くなられた方の御冥福をお祈りすると共に、『劇的に効く薬は副作用もスゴイので、普段から免疫力を高めないと』と又、思いました。
今朝、FMラジオで、足を冷水につけた人と、普通にしていた人とでは、冷水につけた人の方が風邪を引きやすいと研究成果が発表されたとか、足湯とかしたり、お風呂でしっかり温まったりして、自然治癒力アップを心がけて自力でウィルス退治をしないとマズイことになりそうです。
前に、御客様が男性の精子も減少傾向にあり、子供が生まれにくくなっていると話されました。
人間も動物の仲間なのですから、野生を取り戻さないと自然淘汰されてしまうかもしれませんね!!