2005年12月09日

大人が問題

絵本作家の五味太郎さんの本です。
今日読んだのは、
さらに・大人問題

大人問題の続編です。

学校なんて行かなくてもヨイとキッパリおっしゃる方なので、メチャメチャ独創的な話が読めます。
モチロン、ワタシは法治国家である以上、悪法も法なりでないと社会が混乱するのですから、義務教育は行くべきだと思いますけどね。(命まで賭けて行く必要はナイとは思いますけど)
子供が学校へ行きたくないと言う時は、「学校に行かないリスクを理解して、それでも行きたくないなら、行かなくてもいいよ。でも、アナタの人生だから、将来のマイナスは自分でショってね」と言います。
覚悟の上ならともかく、大した覚悟がナイ場合は反って困ると思います。

今日、御客様と共通の知ってる人の話題になって(ベリーグッドタイミング)その人は中学は不登校で、養護学級に出席したコトにして卒業して、少し離れた高校に入ったのですが3ケ月でヤメテ、かなり遠くの高校に行ってそこを卒業して、職も決まらないウチにお嫁さんを見つけて、結婚。でも、今は子供が二人いて、お嫁さんの家で新居を用意してくれて、現在は副店長クラスに出世して、シアワセに暮らしているとその人のお母さんから聞いたそうです。

「なら、いいじゃん!」
と言う声が聞こえそうですが、皆がそうならイイけど、そのままズルズル引きこもりという人もいるのです。
親がそれでもイイなら、別にですが‥‥

ともあれ、絵本もそうですが、発想がユニークなので、ウナヅきたくなる話もイッパイあります。
高齢者医療なんかの話は特に‥‥

寝たきり老人を看護している看護婦長さんの話で、
「入院して治すのではナク、現状維持を希望する子供がいて、寝たきりがヨクなって退院して家で見るのは困るが、病院をたらい回しし続けてもらって、年金の総額から医療費を差し引いた額はフトコロに入れたいので、死なれても困るみたいな‥‥」
なんて方がいるとなると‥‥
親の育て方が悪かったといえばそうなんでしょうけど、ねぇ‥‥
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