2005年12月12日

老々介護という現実

今日、問題になっている老人が老人を介護するという問題ですが、ワタシのトコロにいらっしゃる御客様の50%以上が関わっていると言っても過言ではないかもしれません。

直接介護を御仕事になさっている方もいらっしゃいますが、圧倒的に多いのが自宅で介護されている方々。
特に、介護なさる方の大部分を占めるのが70歳代です。
つまり、介護される方々は上は百歳近い方々だというコト。

そのパターンは、お嫁さんがお舅さんやお姑さんを見るという一般的に考えられるものばかりでなく、実の両親、配偶者、そして、本日は77歳の方が娘さんのお姑さんの介護に行くコトになっているなんて御話もお聞きしました。

介護保険にしても、大金を年金で得られる方々は施設利用が出来るようですが、やはり、自宅介護の方がお金が掛からないからと選択される方も多く、お金持ちだけが楽をするような制度にならなければイイと思います。
それに、介護されている方が危篤とかになられたので、自宅介護が大変になったからイザ病院へお願いしようとしても、強いコネでもないと、中々病院に入れなかったりします。
危篤になっても、点滴とかすると、何年でもなんて方もいらっしゃる様なので、介護する方が参ってしまうようです。危篤と宣言されてから、何ヶ月とかはざらにある様で‥‥

ブドウ糖とかだけを与えるなら、そんなにモタナイらしいのですが(ある看護婦長さんによると)それはお医者さんもあまりしたくないコトらしく、ズルズルっと植物状態みたいな感じで生きてだけいらっしゃる方もタクサンいらっしゃるみたいです。

お聞きした話を一まとめにするとコンナ感じというだけなので、大変な話はもっともっとあると思います。
子供がドンドン生まれなくなっている現在、どうやってお年寄りを介護すべきなのかを今の内にしっかり考えておかないと、団塊の時代の方々が老人になられた時に、保険制度から何から崩壊する危険があるのではないかと思います。
介護して欲しい人ばかりで、介護する人がいなくなったら、どうするつもりなのでしょうか?
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

 
にほんブログ村 健康ブログへ