「三十六計逃げるにしかず」と言いますが、本当にその通りだと思います。
本日の夕方の日本テレビ系列のニュースで、雲仙普賢岳の火砕流に巻き込まれて亡くなってしまった方の死ぬ間際まで撮り続けたフィルムを修正して、何とか映像として見れるようにして放映していました。
前に、韓国の地下鉄火事の時の、防犯ビデオに残された火事になった時の映像もそうでしたが、人間はパニックになると、どうするべきか、冷静な判断が出来なくなるもので、周囲の人々が平静な感じだと自らに危機が迫っていても、逃げ出せないというコトがあります。
40人以上もの人がムザムザ火砕流に巻き込まれてしまったのは、同じ様なコトだったのでしょう。
「報道各社が皆撮影しているのに、自社だけ撤退は決断できなかった」と話してらっしゃる方がいましたが、命まで掛けて撮るべき映像だったのか、否か。
どう見ても、かなり危険が迫っている感じでした。
世紀のスクープかもしれませんが‥‥
過労死とかもそうです。
何時かこんなコトしてたら『死ぬな』と思っていた人は、かなりいたと思います。
でも、おそらく、皆が仕事をしているから、自分が止めるコトに罪悪感があってつい仕事をし続けてしまうのではないでしょうか?
何度も言うようですが、命あってのモノダネです。
病に倒れて、闘病生活を送るようになっても、会社はアナタを守ってくれるでしょうか?
無理という字は「道理が無い」と書くのです。
自分を守れるのは自分だけです。
弱虫だとアザケラレても、殉死するよりマシだとワタシは思うのですが‥‥