2006年03月19日

インナー・セルフ・ヘルパーとは?

長野は雪です。昨日の晩は、卒業報告に実家に行ってました。そちらは、今朝から吹雪でしたが、夕方になって長野市でも横殴りの雪が降り出しました。幸いなコトに、「春の雪」ですし、明日はお早い予約が入ってないし、子供の学校も休みなので、さほどの影響はなさそうです。

さて、再び多重人格者についてです。前にもお話したと思いますが、人間には内部に様々な性格を持っているものです。ですから、多少の多重人格ぽい方はケッコウ存在するのかもしれませんね。でも、だからこそ多くの方々が、自分にもその可能性がナクとも、そういう人と交流せざるを得ない可能性もあるのですから、理解を深めておいた方がヨイかと思います。

過酷な人生から脱出したいと、性格が独立して本来の性格を乗っ取るようになると、本物の多重人格になります。そうなると記憶の脱落もあり、どうしてこんなコトをしているのかと思ったりもします。記憶喪失とかも、ショックのあまりというコトもありますから、そちらも受け入れ難いコトから逃避してでも、生きるというコトを優先させた結果かと思われます。

でも、そんなチョコチョコした記憶喪失状態も困りますし、分裂した性格には、ハチャメチャな性格も出やすいので、そのまま放置するコトは大変危険です。

本人に覚えがないのに、犯罪に手を染めたり、奔放な性関係を持つ人もいるからです。

前にフリー・チャイルド(自由な子供)という性格が人間の内部にあると話しましたが、その部分が抑圧され過ぎると、欲望のママに動く人間が作り出されてしまうのです。欲望の制限が撤廃されたらどんなコトでもしようとします。それでは、正常な生活はできないでしょう。

でも、幸いなコトに人間の内部には自己救済者なる存在があります。英語で、インナー・セルフ・ヘルパー(略してISH)分裂して出来た交代人格とは違い、誰にでも産まれた時から存在し、人を憎まず、愛を信じ、信仰心を持っています。

〈ISH〉は独立して存在したいと思わず、性格の一体化を望み、全ての過去を知り、将来の行動を予測し、ジェンダーの観念もないのだという。生まれ変わりを信じていたり、複数だったり様々なバリエーションがあるようだ。

著者自身も、信じるべきなのか疑問に思う点もあるようだが、経験と治療の必要性のタメには、信じて進むより道はナカッタと述べている。

〈ISH〉を多重人格者が理解し、それによる統合を望むのであれば、病気の治療は楽ではないが、不可能ではナイ。オリジナル人格以外の性格を追い出し、〈ISH〉と統合出来れば成功なのだ。

ともあれ、この話はかなり難しいので、マダマダ続きます。恒例の「アンドユー」からの健康情報はこれが終わるまで、お待ちください。明後日は祝日ですので、それまでにはアップする予定です。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

 
にほんブログ村 健康ブログへ