2006年04月20日

DVとモラルハラスメント

おはようございます。前に「殴らずにいられない男たち」という本の紹介をしたと思いますが、無論、暴力は男から女だけではナク、女からのモノもあります。

栃木で25歳の女性が、45歳の同居していた男に殺害されたらしいという事件をTVで見ていたら、かなりのDVを受けていて、近所にも助けを求めていたらしいのですが、警察はそんなに誰にも信頼されてなかったのでしょうか? 誰一人として、警察に通報しなかったのが(殺された本人も含めて)不思議でなりません。DVは犯罪なのですが‥‥

マタマタ連載したくなりそうな本を見つけましたが、その前に気分転換で読んだ本は実に面白く、スリリングでした。
ゲームの達人 (下)
ただ、ここでもDVをせずにはいられない人間が描かれており、多重人格とは言わないまでも、我を忘れる人間がものスゴク多いというコトなのでしょう。(治したかったらEQの考え方を身に付けるべきです。「シアワセになる方法」のカテゴリー参照)
ともあれ、シドニー・シェルダンもお気に入りの作家の一人ですが、地位や名声、お金があっても、人間は満たされるモノではないとシニカルに描き出してくれます。結局、≪足るを知らないような≫人間は、何時になっても渇望しているだけなのでしょう。

さて、ワタシもよくは知らなかったのですが、モラルハラスメントという言葉があります。DVのように、体への暴力ではナク、言葉の暴力というか、無視などのイジメのようなもので、暴力のように表に出にくいのですが、確かにそういう嫌がらせも実際にあります。結局、そうした環境で生まれ育った人間が、自然にそれを受け継いでしまうコトが最大の原因なのだと思われるのですが‥‥そういう被害に遭われた方達が再起しようとなさっている「モラルハラスメント被害者同盟」というサイトがあります。ゼヒ、そういうコトが実際にあり(そういう経験は多かれ少なかれ遭遇しているとは思いますが)、苦しんでいる人々がいるコトも理解してください。

知らないコトは悪ではありませんが、知ってどうするかで人間の価値は決まると思います。DVもモラルハラスメントも両方憎むべき事柄なのです。
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この記事へのコメント
ゲームの達人懐かしい!
初めて英語で完読できた初めての本なんです^^*
(シドニーシェルダンは文章表現がストレートなんで、読みやすいのです☆)
でも、やっぱりこれって、第一章が一番萌えなんですよね。
第二、第三とすすむにしたがって、内容がドロドロしてくるんです^^;
莫大なお金を手にした人は、そのぶん失うものも大きくて、つくづく人間ってみな、公平にできてるんだなぁと思いましたよ〜(´・ω・`)
Posted by 狸山たぬ子 at 2006年04月20日 10:03
狸山たぬ子さん、コメントありがとうございます!!
英語で完読なんて、何気にスゴイことをサラッと言う、たぬ子さんが大好きです!!!
シドニー・シェルダンは、シナリオライターとして成功してから小説を書いたので、アメリカの上流社会の裏の裏を見ているからこそ、色々なコトを書いてくれてますよね。
日本では、こういう小説はナカナカ受け入れられないと思うのですが‥‥日本でも、お金はあるのに不幸せという人、結構います。現実に何人も見てますし‥‥結局、使いたいと思う欲を少なくして、些細なコトにシアワセを感じる方が気楽な人生を歩めるのではないかと思ってしまいます。
Posted by koyuri at 2006年04月20日 20:52
 
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