2006年04月25日

睡眠中の脳の働きにゆだねる

スリープ・シンキングを実行するには、入れるべきスイッチがある。それは、意識して思考しようとする努力を放棄すること。夜間の脳の働きに全てをゆだねることである。

脳が必要とする全てのことを自由にやらせ、脳が回路を接続し、暗い秘密の場所を訪れ、危険で困難なことをしようとするのを許すのだ。

「リスクを完全に知り、受け入れる」ことを意味する。人生は自分の力でコントロールできないことを理解し、現実を直視し、現実について考え、起こせる変化と起こせない変化があることを理解し、現実に「ゆだねる」ことも必要なのである。「自分には、自分が達成できるものしか達成できない」という現実に。

「ゆだねる」ということは、現実を認識した上で「もっとよい、もっと希望の持てる、もっと楽観的な性格へと自分を変えていく」ことに他ならない。

ぜひ、睡眠中の脳に全てを喜んでゆだねて欲しい。スリープ・シンギングに果敢に臨み、「これは問題解決の手段であると同時に、勇気ある行動だ」と考え、好きなように脳にやらせる許可のスイッチを入れよう。

★スリープ・シンキングの誓い
わたしは前向きにスリープ・シンキングを実行します。睡眠中は脳のコントロールを放棄し、脳がしたいことがなんであろうと、すべて脳にゆだねることを誓います。そして、脳がわたしに伝えたいことがあれば、真夜中や早朝であれ、それを直視し、それについて考えることを誓います。わたしの脳が睡眠中に考えたことを受け取るための時間を、毎朝、設けることを誓います。わたしは毎晩、自分にスリープ・シンキングをうながす質問をし、状況に従ってその内容を変えます。その結果、しなければならないことがわかれば、わたしはそれを実行します。わたしは「睡眠中に考える」というすばらしい脳の能力に、すへてをゆだねます。

最初の夜に、重要なことがわかるかもしれないし、何か変化が起こるかもしれない。実りのない夜の後に答えがやってくるかもしれないし、混迷の夜の後に霧が晴れたような一瞬が訪れるかもしれない。

どうなるにせよ。「始めて」みなければ、決して結果は得られないであろう‥‥
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この記事へのコメント
おはようございます、koyuriさん。
人の心はとってもデリケートですよね。絶望の淵に立ったとき、又大きなショックを受けた時どうしても心が弱くなってしまうものです。悩み、悲しみ、そして不安・・。
そんな時koyuriさんおっしゃるように宗教や哲学などにすがる人も多いのも事実ですね。
そこで私、このスリープ・シンキングのシリーズをよんで「悩める人よ」まず素直な気持ちでこれを実施してみてはと思うのです。
Posted by takachan at 2006年04月26日 07:51
takachanさん、何時も的確なコメントありがとうございます!!
宗教も真の宗教ならイイのですが、中には脱会しようとすると、「地獄へ落ちる」だのと責めたり、貧しい人からも寄付を強請したりするトコがあるように、聞いております。
本来の宗教であれば、一度でも御縁があったコトは喜ばしいと脱会を快く許し、再び訪れたいと言う時には、真の悟りを求めているだろうからと喜んで受け入れ、貧しき者には寄付が無かろうとも、気持ちさえあれば、平等に救われると語ってやるくらいの優しさが必要だと思うのですが、世の中には正義を語る心の狭い人々が多過ぎるように思います。
Posted by koyuri at 2006年04月26日 08:04
 
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