2006年06月11日

「明日の記憶」で泣かされました‥‥

やっと見たいと思っていた映画を見に行けました。
明日の記憶
日本の名作として語り継がれるだろうと思うくらい、とってもイイ映画でした。

主人と十数年振りに映画を見たかも‥‥子供をどちらかが連れて映画とかばっかりで、大人の映画はビデオレンタルばっかりだったから。中学生になると、親が外出しても平気になってくるので、子供が生まれてから初めての夫婦水入らずの映画でした。テーマは重過ぎだったけど‥‥

ともあれ、渡辺謙さんは、よくぞココまで映画で主役を張らずに来たというか、この映画のタメに初主演を残していただけのコトはあると言うべきか、ココで初主演させたかったから、神様は彼に病魔と闘わせ、主演すべき映画を降板させたのだとすら言うべき熱演でした。

それにしても、滝沢秀治さんの怪演というか、熱唱もスゴ過ぎましたけど‥‥

「阿弥陀堂だより」でもヨカッタけど、樋口可南子さんが淡々としようとしている押さえた演技で、逆に涙がボロボロこぼれて仕方ありませんでした。

長野の東映は近々閉鎖するらしいので、ゼヒ、その前にどうしてもと思って行ったのですが、我が青春の「祇園会館」を思い出させる桟敷のある映画館が無くなるのはかなりツライ。昔から、桟敷席の一番前がお気に入りの映画を見る場所なので。ともあれ大きな会場であの位の入りだと閉鎖もやむ得ないかもと思いつつ、見て来ました。座席も古いので、腰が痛くなったけど、それでも見たい映画でしたが‥‥

時の流れと共に、迫り来る「老年」への恐怖も感じました。渡辺謙さんとは、ホボ一緒の年齢なので‥‥古びた映画館のように、人間も老いて、死んでいくのだなと妙に物悲しくなりました。
≪天命≫とはいうものの、脳の病気は本人も周囲もとってもツライです。優しかった叔父がボケてしまって、ツライ思いをしているだけに、とっても身に沁みた映画でした。

やっぱり、頭をゴシゴシと強くマッサージでもして、少しでも血行を良くして、ワタシもボケないように努力しようと思いました。アルツハイマー病に効くかは判りませんが、血行を良くすればホトンドの病気が防げるので、今の段階ではそれしかないから‥‥帰りに、思わず冷凍国産カボチャを買って煮物にして食べました。そんな気分になってしまう映画です。

あらすじは書き込んではマズイので、気になる方はもう少し上映しているようですから、直接映画館で!!
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