おはようございます。忙しいのに、寝坊しておりました。ササッと書かせて頂きます。
山折哲雄対談集―日本人のこころの旅
山折哲雄さんという方が、様々な人と対談しています。正直、宗教学者だという山折さんのお名前を知りませんでした。この本を読みつつある現在、もう一度、この歳になったからこそ、様々な宗教書をヒマを見つけて読み直し、考えるべきだろうと思いました。とはいえ、若いコロにそれなりに考え抜いて、全ての宗教者の考えを読むコトはあっても、特定の宗教に帰依するコトはナイだろうと思いますし、全ての宗教は根で繋がっているので、そんなに大きな違いはナイと、勝手に思い込んでいるコトも変わらないだろうとは思ってます。
ともあれ、読み始めて、その前段階になるべき本だと感じております。様々な、宗教やその背景について対談されています。
トップを飾る、梅原猛さんは、はっきりモノをおっしゃる方なので、ストレートにこう述べられています。
教育基本法改正というのは、一つにはやはり憲法を改正するためにそういうことをすると。憲法九条に従えば自衛権や交戦権を持てないのではないかというのを変えるために教育基本法も変えなくてはならないという人がいますが、そういう考えに対しては、私は反対なんです。
国を愛するといっても、どういうことが国を愛することなのか。例えば、靖国神社にお参りすれば国を愛することになるのか。靖国神社に参って、中国人や韓国人を怒らせて、日本外交に支障をきたす。あるいは靖国にお参りしたいという心はあっても、それを抑え、隣人の心を考えて、靖国には参らずに、中国や韓国と仲良くして国益を図る。どっちが愛国心かというと大変難しい問題です。しかし靖国に参ることだけが愛国心じゃないと思いますけどね。
おっしゃる通りだと思いますけど‥‥