2006年07月01日

他人に認められるコトは大事

さて、何度もこのブログに登場している河合隼雄さんとの対談も、読み応えがあります。

宗教と心理学の共通点や差異を考察しているのですが、その中で、こんな一説があります。
生きかた上手
この本とかで有名な九十代で、とっても元気な日野原重明(聖路加国際病院名誉院長)さんと、新幹線で同席された時に、
「長生きなさってる方々の一番大事なことは?」とお聞きになった時の答えは、

 他人に自分が認められていることが         
            一番元気になれますよ

つまり、今さまざまな問題が起こってくるのは、お互いがお互いを認知しない社会になっているからであり、「おれはここにいるぞ」と認知させるために無茶なことをやる人が出てくる。

というコトなのです。いわゆる「劇場型犯罪」を未然に防ぎたければ、人間は、この世に生まれて死ぬ時は一人という孤独なモノではあるけれど、互いにつながっているという認識を持てば、寂しくはナイというコトです。

通常、それが親だったりするわけなのですが、家族に恵まれない人もいるわけで、そういう人のタメに、心理学療法をする人や宗教家が存在するのでしょう。

であればこそ、救いの手を差し伸べる人は選ばないと、とんでもナイことになる可能性もあるというコトですが‥‥

まずは家族から、互いを認め合うコトがイチバン大事だというコトでしょうね!!

それも、自分の意見を押し付けようとせずに、相手の意見を尊重して聞くコトから始めなければイケナイということです。
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