2006年08月12日

庶民の幸せ

とりあえずコレをこの作者の最後にして、しばしお休みしようと思ったら、ソレがその作者の今まで読んだ中で最高の本だっりすると、とってもラッキーだと思います。
そんな庶民のササヤカな幸せを求める気持ちが丁寧に描かれています。出てくる人々は、皆イイ人なのに、それが災いしてツライ話になっていて、それでもラストはそれなりにと‥‥読んでてとてもハラハラドキドキする本です。

ちなみにミステリーとも思わずに読んでいて、かなり読んでからミステリーだったコトに気付きました。それほどある意味でスゴイです。

人情も細やかに書かれていて、ミステリーでなくても十分です。今朝の日記に書いた『武士道』の世界が実に鮮やかに描かれています。

こんなに潔い人達は、現代の日本には居なかろうと思います。

本日は久し振りの長期休みの前とあって、今朝予告していたよりも特別にもう一仕事してしまいましたが、この後にかなり前に読んだきりで、「天は自ら助くる者を助く」という言葉で有名なS・スマイルズの「自助論」も読み始めました。

そちらもとってもイイ本で、久々スッキリした気持ちになりました。その話は、明日、恒例の「やさい図鑑」の話をしてから、じっくりと。とりあえず今晩はコレで失礼します。
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