珠玉の言葉の宝庫ですので、続きます。
人生につまずいた人間は、往々にして自らを罪なき被害者と見なし、自分の不幸はすべて他人のせいだと早合点する。
しかし、苦労した人ならば、次の言葉に頷くだろうと思います。
世間にあれこれ不平不満をぶちまけるのは、絶対にまちがっている。どこか長所のある人間なら、いつまでも無視されつづけるわけがない。成功をつかまえ損なうのは、たいていはその本人が悪いからだ。
アメリカの作家ワシントン・アービングいわく、
人間は一つや二つ長所があったところで誰からも相手にされない、などと聞いたふうな理屈をこねる連中がいるが、それはまったくのウソっぱちだ。だいたいそんな連中は、自分の怠けぐせや優柔不断な態度を棚に上げて、成功できないことを世の中のせいにしたがるのだ。もちろん人間の長所といっても千差万別で、その多くは中途半端で不徹底なしろものだ。だが、ほんとうに鍛えられたすぐれた長所を持ち、それをいかんなく発揮する人間なら、世間が見逃すわけがない。ただし、どんなに長所があっても、家の中に閉じこもってチャンスの到来をただ待ちわびているだけではお話にならない。
自分を信じる気持ちは大事ですが、独善になってしまっては誰も認めてくれません。
他者の気持ちもおもんばかりつつ、自らの長所を広めてさえ行けば、必ず光はアナタに降り注ぎます。不平不満ばっかりの話を聞きたい人など、どこにもいません。相手の気持ちを自分に置き換えてさえいれば、大きく道を外すコトはナイでしょう。
苦節何十年の偉人もいます。最後まで諦めてはいけないのです。