2006年08月19日

現実に落ち着いた願望

こんな本が出ていたなんて、図書館で偶然見つけなかったら、おそらく一生気付かなかったかもしれません。前作は、ものスゴいベストセラーになったり、世間に話題を振りまいたのに‥‥
10年後の「結婚しないかもしれない症候群」
でも、おそらくこの本と前作を読んでこそ、人間の本質が判るかもしれないのに‥‥

しかし、一番笑えたのは、前作を読んで有名企業の独身男性寮一同から印鑑付きの抗議文が届いたという話。‥‥おいおい。

笑えなかったのは、前作を読んで、「父親がいなくったって女性一人で子供を産み育てたっていいではないか、と、まるでシングルマザーを鼓舞するように書いていますが、私は実際にそれをして今、生活苦にあり‥‥」という手紙。両親が揃っていたって子供を育てるのは大変なのに、一人で育てるのは大変に決まっている。共働きしていられるのも、祖父母が支えてくれている方が多かったり、保育園などなどの御蔭だったり、理解ある仕事場でなければ無理だろうし‥‥

そして、前作を読んだ時に、国民年金なんて破綻するかもしれないから、民間の年金を奨めてたけど、「ありえない!!」と思ってましたね。とにかく、国民年金も危ないかもしれないけど、年金とか保険という制度の仕組みは≪宝くじ≫と一緒なんだから‥‥

ともあれ、こうした作品に出て来たくナイと拒絶する人の人生の方が、きっともっと人生の色々なコトを教えてくれるのだろうと、辛口のノンフィクションが好きなワタシは思います。

でも、少なくとも前作よりも話題にはならなかったけれど、この本の方がずっと深いと思います‥‥ただ、もう十年後とか、二十年後とかで書いて頂けると、きっとものスゴイ本になるのではないかと思います。

人間は確実に歳を取り、だんだん身体も動きにくくなるという現実に、どう立ち向かうのかというコトは、歳を取るごとに真剣に向き合わざるを得ない問題なワケで‥‥続々編を期待したいと思いました。
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