2006年08月29日

力まない集中

瞑想は決してただ家のなかでじっと座って行なうだけのものではない。歩く時、食べる時、話す時、仕事をしている時、料理を作っている時・・・そこで呼吸に注意を向けて、「意識的に」行動しているかどうかということ。極めて単純なことなのだが、それを常に行なうのはなかなか難しい。

とにかく、呼吸を意識することが、その基本である。それは「現在にいること」、思考の虜になって過去と未来を巡り巡ることから「現在を取り戻す」ことである。

禅の修行僧たちの生活では、坐禅の時間はもちろんのこと、作努(さむ)と呼ばれる掃除や日常の雑事、すべてが一つひとつの修行とされ、非常に大切なものと考えられている。これは、決して坐禅をしている時だけでなく、一日の生活のそれぞれすべてが、この気づきの機会をもてる時間として捉えられているからである。

意識的に生きることは、「いま」という時間を楽しむことである。

呼吸に注意を戻して、「自分にいる」時間をもつ。

それは、いまここを生きることであり、いまここを楽しむことにつながる。目的を追いかけて駆け足で生きるのではなく、その手段や過程を楽しむことを大事にすると言ってもよいだろう。

呼吸一つひとつに集中しているうちに、「考え」はいつしかまた別の考えに移り変わって行く。心配や悩みやストレスが消えてなくなる、というわけではない。生きている限り、それらはいつもある。しばらくするとそれはまた戻り帰ってくる。

しかし、その「考え」の渦に巻き込まれて、それらを増大させず、いまの静かな楽しい時を感じながら、少しでも自分でいる時間をもつことによって、落ち着いてそれらにも対処できるようになる。そして、もっと毎日をより楽しんで生きることができるにちがいない。

坐禅や瞑想は、静かに座った状態を楽しむものとしてあると同時に、毎日を「坦々と」「力まず」生きるためのトレーニング・エクササイズなのである。

というコトだそうです。日常の中に「禅」の心を活かしてみてください。
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