2006年09月08日

熱情とは‥‥

昨日、一昨日と、一月ぶりの雨で涼しくなったのに、今日は暑さが戻って来て、とても疲れました‥‥

熱情とは並はずれたエネルギーで、激情で、信念なのだ。それはわれわれを、高きにあるもの、価値あるもののほうへ押しあげる力だ。日常生活を飛びこえて、ふだんの自分の向こうにあるものへ導く潜在的な資質だ。未来への跳躍であり、自分の目標や可能性を信じることだ。熱情とは希望が噴きだすことなのだ。

熱情は他人を納得させるためには欠かせない。しっかりした自信があって、他人を仲間に入れたいプランについて確信をもっていなければ、話を聞いてもらうための興味や信頼感を、どうして相手の中に植えつけることができようか。

しかし注意してほしいのは、仕事や使命など自分が果たそうとすることを、本気で信じていなければならないということだ。利害をはかりにかけていたのでは熱情は伝わらない。

芝居がかった大げさなしかけをしたり、策略や誇大な宣伝を使ったりして、他人の気を引き夢中にさせる人もいる。その人が心底誠意をもっていて、モラルのうえでも申し分なく、自分の言うことを確信して目標をめざそうとしているなら、それでもおおいにけっこうだ。

リーダーが人をあざむき操りペテンにかけるような人物だと、その周囲に集まるのは、しまいには自分の意思ももたない従順なシンパだけになる。そういう人々は、憎悪や粗暴な感情をかきたてると狂信的になる。一方には善だけを見、他方には悪だけを見るそういう人々が勝利を占めると、社会が不寛容で全体主義的になる。疑惑と独善がはびこり、市民の半分があとの半分の行動に目を光らせる社会になる。この種の陰惨な社会では、年月とともに熱情も信頼感も希望もすべて消え失せ、残るのは精神の荒廃だけになる。

という社会に、近付いてないとイイのですけど‥‥
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