2006年09月22日

自尊心を持とう!!

では、今朝書くハズだった本の話です。
アダルト・チルドレンの子どもたち―もう一つの共依存世代
この本は、過去に断ち切ったハズなのに、代々続いている負の連鎖について書かれています。

で、問題にされているのが自尊心の低さ。

一家のヒーロー」は、外から見ても悪くないので、自尊心の低い犠牲者であることが最もわかりにくい。けれども、この人の調子が悪いときを見てみよう。何かミスをしたり、締め切りを守れなかったり、友人を失望させたり、思いやりのない発言をしてしまったときを見ると、自分はダメだという感覚が心の底にあるのがわかるだろう。他者、特に家族を喜ばせ認められる努力をヒーローにさせてやまない原動力は、自己イメージの貧しさにある。ヒーローもほかのアダルト・チルドレンも、「もし……ならば私はOK」と自分を条件づきで愛する。

スケープゴート」は、見るからに自滅的な行動をして自尊心の低さを表す。権威に対する反抗、ときには抑えの利かない怒りや激怒という形をとり、成人してからもこれは続く。しばしば人を虐待するようになり、心の葛藤や自己嫌悪を行動化する。

忘れられた子」は、ダメな人間だ。人より劣っている。この世で一人ぼっちの迷子だという感覚につきまとわれて苦しむが、実際のおびえの正体は自分にもわからない。自尊心の低さは外見にも表れ、極端に内気で引きこもっているように見える。ヒーロー同様、かなりの才能や創造力をもちながら、自分の成功を楽しみ、人と分かち合うことができない。

一家のマスコット」は、ユーモアやか弱さ、病気などで常に人を引きつけるが、それは「私は傷ついた」という彼らなりの表現なのだ。スケープゴートと同じく家族の思わしくない反応を呼び、苦痛も、自分はダメだという感覚もかえって強まってしまう。

自分がどれかに当てはまると思う方は、次回からを読んで参考になさってくださいね。
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