2006年09月29日

親との関係を見直そう

依存症や共依存症から回復のプロセスに入って許しの段階が始まると、自分の親や家族との関わり方も新たなものに変更しなければなりません。

あなたの親と家族を「あるがままに」受け入れること----たとえ微妙な提案という遠回しの形であっても、彼らを変えようとしないこと。彼らの行動や人生の充実度を審判しないこと。

あなたがもらった「良いこと」をリストアップする----何もないと思うかもしれないが、遺伝的な才能も含まれる。それらに感謝しよう。

家族の陰口を言ったり、間接的に意思を伝えたりしないこと----きょうだい同士で伝言係になったり隠しこどをしたりするのは、良いことではない。「グチの言い合い」をしても家族の緊張は解けない。新しい話題を見つけるか、会話を減らした方がいいかも。

しきたりや家族の期待に従うのではなく、あなたが気持ち良くなれることをやること----自分なりの限界を学べば、家族と一緒に過ごすのはここまで、もう逃げ出さなくてはという時がわかってくる。そろそろだと思ったらすっと抜けられるよう前もって準備しておけば、苦しくならずにすむ。常に、自分で決めて行動したと思える計画を立てる。人の言いなりになってしまうと、怒りと無力感が残る。

親や配偶者がほかの人を虐待するところに居合わせないこと----無論、親からあなたへの虐待を許してはいけない。不快になる場から静かに離れ、自分を大事にしよう。腹を立てる必要はない。落ち着いて、それについて思うことをできるだけ正直に表現するのもよい。

対話や親密さを強いるよりも、自然に生まれる特別な瞬間を利用すること----親やきょうだいが普段より心を開いているときは、素直に話すチャンスだ。短くても、この絆を楽しんで、感謝の気持ちを持とう。

あなたの親が問題ありと感じたら、専門家に相談する必要があるかもしれない----手におえないのに、無理してはいけない。プロにまかせ、自分で何とかしようと思わないこと。

自分の劇的変化をよくわかるのは家庭以外でかもしれない----現実のあなたを少しづつ親や家族に見せていこう。自分の健全さを理解させるのは他人の方が優しい。しかし、最初は少々「おかしい」と親や家族に思われても、自分たちがひどくおびやかされなければ、そのうちに変化を受け入れてもらえるだろう。

新しいあなたになって、幸せへの道を歩き出すことを心より、祈っております。
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