2006年10月24日

社会の力が落ちているのでは?

おはようございます。日々のニュースを見たり、聞いたりしていると、どうしてこんなコトにと思うコトばかり増えている様な気がします。

ほんの少し前に書いた、虐待されて餓死した女の子と同じ目様な目にあって、マタマタ三歳の子供が餓死したり‥‥やっぱり親がオカシイのが一番だろうけど、児童相談所の対応がいわゆる「見て見ぬふり」をしている様な‥‥

「いじめ問題」もそうだし、「老々介護」もそう。

小児科医は敬遠され、少なくなる一方という話もあり、中でも心配なのが、赤ちゃんが「乳幼児突然死症候群(SIDS)」で死亡したと診断する場合、必ず解剖をして他の死因が見つからないことを確かめるよう義務付けた厚生労働省のガイドラインを74%もの病院が守っていないと本日の「信濃毎日新聞」という地方紙の一面に書いてあった。

解剖しないと、虐待や窒息などの外因死が隠されてしまう危険性がある。

警察への届出をしない病院もあり、ガイドラインを「知っているが実践しない」病院が47%、「知らない」というトコが、何と27%もあるという‥‥

解剖しない場合は「死因不祥」と書くべきなのに、そう書くのはたったの22%、赤ちゃんの突然死を必ず病院に届けるのは61%、そして「ほとんど届けない」「不定」が計4%なる数字を見ると愕然としてしまう。

「虐待死」は防ぐコトは出来る問題です。モチロン、100%は無理でしょう。しかし、今の「虐待死」を発見するコトで、次の「虐待死」を防止出来るコトもあります。

この前に書き込みした「餓死」は防げなかったとしても、今回の「餓死」は、周囲の人々も児童相談所に通報していたのだし、児童相談所が警察に通報さえすれば、未然に防げた可能性は高いハズです。

忙しいコトを言い訳にして、「見て見ぬふり」を許している、今の社会全体が「虐待死」を増加させていると言っても過言ではありません。

我々は、知らず知らずのうちに何らかの加害者になっているかもしれないのです。その一番の原因は「無関心と無知」。もう少し他人のヒド過ぎる言動には、注意を払い、自分で解決出来なくても、警察等々に連絡すべきです。タダ、警察も相談されてても、見殺しという事件はありますが、それでも通報しなければ、良心の呵責すら生まれません。

投票率の低迷など、無関心でいれば世の中それなりにうまく行くというワケではありません。一人一人が行動してこそ、微力でも世の中を変えていけるのではないかと思います。
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