おはようございます。「食べ物が作る健康」を書き込みしようと思ってたのですが、中学二年生の男の子が実の母親と同居の男に虐待されていたというニュースを聞いて憤慨しました。
何に怒ったかというと、昨年の二月には暴力を加えられているコトを既に学校等々が把握していたにも関わらず、今年九月に二週間の怪我で入院するまでは、多少の注意はあったものの実質的に放置されていたコトに‥‥
何で、一年半以上も暴力の中に居なければならなかったのか。虐待はエスカレートするものなのに、何時も死亡とか、入院とか生命の危険までいかないと助けられないのは、変じゃないでしょうか?
日本には、起こりうるだろう危険を未然に防ぐという発想が根付いてナイ様に思います。
時々読んでいるネットニュースにJ−CASTニュース ビジネス&メディアウォッチというのがあります。その中のニュースに、
WHOは2000年に、「自殺を防ぐために、マスコミへの手引き(PREVENTING SUICIDE A RESOURCE FOR MEDIA PROFESSIONALS)」と題された、群発自殺を防ぐための報道のガイドラインをまとめている。それによれば、実際に起きた自殺についての新聞・テレビの報道が自殺の増加と十分に結びつくことを示唆する十分な証拠がある、という。
「写真や遺書を公表しない」は原則だ
WHOの自殺報道への勧告。日本のマスコミは意識しているか、さらにWHOは自殺報道について次の原則を挙げている。
●写真や遺書を公表しない
●自殺の方法について詳細に報道しない
●原因を単純化して報じない
●自殺を美化したりセンセーショナルに報じない
●宗教的・文化的な固定観念を用いない
●自殺を責めない
日本のマスコミが報道していることばかり、という気がしなくもない。
というのがあります。「日本の常識は、世界の非常識」という言葉がありますが、本当にその通りなんだなと思います。
「視聴率を上げるタメだったら何をしてもいいのか?」と思います。少なくとも、WHOがこういうガイドラインを発表したら、それ以降はそれを尊重するという姿勢が必要だと思います。
そして、知らないというコトは本当に怖いものだと思うのですが‥‥