2006年12月10日

犯罪者の心理

時々何もかも虚しくなったりするのは、つい相手と自分の気持ちの違いを認めずに、自分の考えで相手を推し量ろうとするからなんてコトはありませんか?

犯罪者の矯正には、彼等を理解しようとするよりも、彼等の誤った世界に対する考え方を正しいモノと置き換えるコトが一番だという、明確な論理です。

どうして再犯する人間が多いのか、どうして理解不能の様な犯罪が起きるのか、明快に答えてくれるので、恐ろしいホドです。
騙しも盗みも悪くないと思っている人たち
タイトルにギョッとしますよね。でも、これが事実なんですね。実際にそういう子供や大人は存在するのです。

著者は臨床心理学者で、最初は普通に相手を理解したり、犯罪者の背景がイケナイと思っていたみたいですが、どうもそんなコトでは犯罪者を矯正出来ないと考える様になったそうです。

ともあれ、こうした本をゼヒ読んで頂いて、世の中の親や教育者は、子供に正しく接するべきだと思います。

つまり、正しいと思われる矯正教育が行われない限り、悪人は何時まででも悪人のままだというコトです。

無論、自らが変わろうと思わない限り、矯正は不可能というコトなのですが‥‥

犯罪の原因を探しても、「犯罪者は、精神医学に詳しくなる」だけで、犯罪をやめようとはしないというコトです。

犯罪者の人格や生育歴を我々が理解しようがしまいが、犯罪者が悪いコトから決別しようとしむけなければ、犯罪は繰り返されるだけだそうです。

何故なら、真の犯罪者は「自分のしているコトが悪いコトとは思っていないから」。

ナルホド、そう聞かされると、無謀な詐欺事件を起こしたり、無関係の人間を無残に殺害したりする人間が存在するのも理解出来ます。

犯罪に巻き込まれないタメには、犯罪者の心理を学ぶコトも大切かもしれません。しばし、この本の話をさせてください。
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