2006年12月14日

詐欺の手口は様々

さて、犯罪者の心理を学んでしまうと、矯正されない限りは、血も涙もナイことを平気でやりかねない人間であると理解されたと思います。そういう新たな目で見ると、今、流行っているオレオレ詐欺などへの注意が必要かと思います。ついでに借りた本がこちら、
「詐欺」―悪(ワル)の手口と撃退マニュアル
もっと違った場所でその頭を活かせばいいだろうにと思うほど、様々な手口があるものです。

中でも、不動産関係の話を読んでビックリしました。

隣の土地を見せてイイ場所だと思わせて、崖地を売ったり、日当たりのイイ土地と思わせて日当たりの悪い土地を売られたり(土地の売買では必ず物件の写真を貰うべきとのこと)、別のとんでもない土地を売りつけられたり(ワザと色々な土地を見せておくので詐欺との立証が難しかったりするらしい)、河川敷を普通の土地と偽られたり‥‥実に手口は様々だ。その他にも、買うといって御金は渡さずに登記を変更されたりと、普通では思いもよらない手口があり過ぎ‥‥不動産を売買する時は、本当に信頼の出来る相手でナイと、とても恐ろしいです。

と思えば、動産だって、宝石をすりかえられたり、ニセの骨董品や贋作をつかまされたり、粗悪品をつかまされたり、御金は後で払うと言って持ち逃げされたり、博物館の鑑定書を取るからと言われて預けたら返さないとか、本当に色々なコトがあるようです。

親戚の弁護士が言ってましたが、裁判に勝っても、相手に資産が無ければどうにもならないコトもあるそうです。

年の瀬も迫り、何かと物騒な時期になっていますから、やっぱり「ウマイ話には注意が必要だし」、「困った時や迷った時は、一人で判断しないコト」、「いざという時に信頼の出来るプロと仲良くしておくコト」ではないでしょうか。とにかく、何かとトラブルになった時に、「では、顧問弁護士と相談させて頂きます」と言うと、相手に非があると思われる場合は、ほぼそれ以上の無理難題は言われません。

親戚にいない人も、友人とか、確実な知り合いの知り合いとかで敏腕の弁護士さんを見つける努力をしておいた方がイイみたいです。下手な弁護士だと、相手に抱きこまれて‥‥なんてコトもあるみたいですから‥‥

「転ばぬ先の杖」というのは、本当に大事です。このような本を読んでいると人間不信になりそうですが、「欲」を出すからつけ込まれやすくなりますし、「大金」や「不動産」を所有するから心配になるので、普通に注意して暮らしていれば、さほどのコトはナイと思われますが、ともあれ、世の中には「自分とまったく違う人間が存在している」というコトだけは、心の片隅に置いておくべきだと心から思いました。
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