2006年12月21日

格差が拡大する時代

おはようございます。財務省が2007年の予算原案が閣議に提出されましたが、生活保護世帯は母子家庭の加算を段階的廃止など、弱者には大変な時代になりそうです。世の中には、偽装離婚して、保護費を受ける様な人も存在したり、他人名義の高級自家用車を乗り回す人もいると聞いてますが、決定後も定期的に調査するコトでそうしたコトは対処して、本当に困っている人には救いの手を差し伸べるべきだと思います。

昨夜のNHKの「クローズアップ現代」でも、支給停止で困っている人がいましたが、よく考えてみれば、国民年金を満額受け取ったとしても生活保護費より少なかったりするワケで、だったら『年金納めず、歳をしたら生活保護だ!』と思う人が増えても当然でしょうね。そういう制度自体を変えなきゃムリだろうし‥‥

というコトで、消費税の増額は仕方ナイかなとも思うのですが、取った税金の使い方がメチャクチャ。イラナイ施設を作りたがったり、政権に近い人ほど税金の恩恵に与れたり‥‥

景気が回復して、企業から税金が貰える時代になったら、そちらは減税しようとか、なんだかオカシクありませんか?

銀行からの政治献金も一昨日の午前中に再開してもらって良かったと言ってたら、午後に首相が遠慮と言ったとかでとりあえず延期されたみたいですが、何十億という借り入れ金が自民党にあるのですから、それを返さず、逆に増額して貸して貰えるのなら、別に今、献金を再開して貰わなくても、将来借金を少しづつ棒引きして貰えれば、同じコトですよね。

大企業だけが優遇されて、中小企業は貸しはがしされてツブレテいく。

薬剤師の従兄弟に、漢方の中堅メーカーがダメになったと聞きました。設備投資あたりで行き詰ったのだと思うけど、とにかく危ない時に手を貸さずに、回収に銀行は動くので、なんとか存続させてやろうとか思わない時代にマスマスなって来たみたいです。

昔からイギリスで「晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を返せと言うところ」と言われているのですから当たり前かもしれませんが、「空き地にアパートを建てろ建てろ」と言うから、建てたんだけど、何年かして土地の値段が落ちて、担保が一千万円ホド足りないというコトになったら、その分を積んで欲しいと言われ、それが出来なかったからアパートを担保として即、取られて売られたなんて話も聞きました。

ウマイ話に御用心というのは、相手が誰であれ気をつけろという意味なのかもしれません。
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