2007年02月05日

新種インフルエンザへの恐怖

今朝の新聞にタミフルの副作用に関して、因果関係を審査せずに厚生労働省が却下というニュースが載っていました。せめて、こういう無謀な判断を覆してくれるのならば、厚労大臣を辞任しなくてもなどと思いますが、そんなコトはありえませんよね。
新装版・ターゲット
ちなみに、ワタシの読んだのは、当初の初版本でしたが、帯のついてる写真が気に入ってこちらです。

その中で、クロイツフェルト・ヤコブ病、通称狂牛病について書かれていて、ドイツのビー・ブラウン社から輸入された乾燥脳硬膜が危ないと判った時に、FDA(食品医薬品局)がたった一人発生しただけで輸入禁止したのに、使い続けた「たわけた国」として日本が上げられているくらいですから。FDAが警告しても、数年にわたって乾燥硬膜を輸入し続けること許可したのが厚生省ですから。

小説だから、アメリカ人がボロくそに言ってますけど、実際ヒド過ぎますよね。血友病患者がエイズに感染したのも、非加熱製剤の使用を中々中止しなかったのですから。とにかく、国民の命よりも、製薬会社の方を向くのダケは止めて欲しいものです。

ともあれ、この小説はメチャメチャ面白いです。

日本の外交の稚拙さなども、浮き彫りになってますし、島国ゆえに、他国に揉まれていない日本の問題を、小説ゆえに的確に指摘しています。

それにしても、新種の鳥インフルエンザも、『誰かが「遺伝子操作」したの?』なんて思ってしまいます。

やはり、『ウイルスに冒されても健康でいられる様に、免疫力を高めておくしか、一般人には道はナイのかな』などと思ってしまいましたが‥‥こういう小説を読んで、厳しい現実もシュミレーションしといた方がイイかもしれませんね。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
俺も昔厚生省の国民のことを考えてないあきれた対応知ったときびっくりしましたよ、先の読めない役人って多いんでしょうかね;;
それとも今がよければ先のこと・国民のことなんて知ったこっちゃないってことでしょうか、ほんとあきれますね^^;
Posted by 小太郎 at 2007年02月06日 00:49
小太郎さん、本当にそうですね。

中には、本当に国民のコトを考えている方もいるかもしれませんけど、様々な接待などに目がくらむ人の方がトップになるのか、トップゆえに驚きの誘惑があるのかもしれませんが、自浄努力して頂かないと、回りまわって自分の身に災厄が降り掛かる可能性だってあるとはシュミレーション出来ない人が多過ぎるのでしょうか?

健康が破壊されるのは一瞬ですが、健康になるにはかなりの時間が必要だし、必ずしも健康が取り戻せるとは限らないのですから、「予防」という概念が大切に決まっているのですけどね。
Posted by koyuri at 2007年02月06日 08:02
 
にほんブログ村 健康ブログへ