2007年02月07日

○か×しかないと危ない

おはようございます。結局、「想像力の欠如が、一番の問題」なんだよな〜と思います。

テストテストの連続で、他人の思惑を色々と斟酌するよりも、大多数の意見を○として、少数の意見を×と考えた方が効率的なので、そういう人々が社会のトップに立ち、○の意見だけを尊重し、それ以外の意見を抹殺した方が‥‥という発想になっているのでしょう。

×だと思う人々のコトは、全くイメージできない人が増加するというのは、とても怖ろしいコトです。

優性思想の行き着く先が、ファシズムなのですが、今、正に日本はそういう動きになっているみたいですね。

憲法で許されている「思想信条」の抑圧、人権を無視した国家主義への傾倒が進んでいても、「憲法の方を変えれば良い」という発想の人々が増えているのでしょう。

堂々と右傾している都知事の政策によって、学校の先生が精神的に抑圧されている。

都の教員互助会の病院があり、ソコの精神科医は患者よりも教育委員会の顔をうかがっているのか、「君が代」斉唱で不起立を決めていた教師に、「辞めて都の教員としてじゃなく別の形で生きるか、辞めて都と争うか、わり切って教員を続けていくか。三つしかない。それが一番健康なことだ」と言って、圧力をかけ、より精神を不安定にさせている。

でも、そういう自分の行動に問題意識すら持てない精神科医ばかりだという。

「心のケア」と書くマスコミも、ここまで抑圧しているコトに無関心。職務命令に従わなければ処分、つまり解雇というコトです。一度、処分して、それを基に評価をDと付け、次の年は異動と、不利益処分で苦しめて黙らせるか、自発的退職にしむける。一気に進んで、法廷で訴えられないように、もっと総合的に陰湿に、抑圧している。

こうした問題で、教職員組合は組織防衛に走り、少数派でも働いている人を守る意思がナイとか。

個人個人が寸断され、しかも国家という巨大な圧力が掛かるのでは、マスマス全体主義がはびこります。こういう時代が「健全」とも思えませんが‥‥しかし、それを「健全」だと思う人ばかりが増大しているみたいですね。
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