2007年02月16日

高見の見物でイイのだろうか?

投資ファンドが、買い占めては売り、買い占めては売りというコトで儲けようとしていますが、そんな社会でイイのでしょうか?

こういう、モヤモヤっとする時は、マタマタ悪のヒーロー朝倉恭介の登場です。
猛禽の宴―続・Cの福音
マフィアみたいなコトをして儲けても、心が潤わないだろうとは思いつつ、何時も驚きの情報があるので、一生懸命読んでしまいます。

この本で驚いたのは、湾岸戦争でイラクのサリンを怖れて兵士達が、人体実験として飲まされた薬の存在

あまり、そういうコトは報じられてませんから。劣化ウラン弾の問題もあり、それはこの本には書かれてませんが、『過剰な格差社会にして、貧窮している人を兵士にならせて、人体実験までしようとしているの?』とすら思ってしまいます。

そう考えると、『アメリカの後追いしている日本も大丈夫?』なんて思います。

トントンとストーリーがテンポ良く進むのですが、読み終わると何時も重い社会問題を渡されてしまいます。

非合法のワルも怖いけど、合法的なワルはもっと怖い様な‥‥

読売新聞に自衛隊の秘密を漏らしたというコトで、様々な捜査が行われていますが、そちらも、このまま「大本営発表」をそのまま流した戦前・戦中の悪夢が蘇ってきます。

「負けているのに、勝った勝った」と今の北朝鮮みたいなコトが、日本でも平然と行われていたのです。

現在の北朝鮮の人民は、世界の情報からシャットアウトされているから、未だに独裁国家だと思ってナイようで不思議に思えますが、それは過ぎ去りし日本の姿であり、将来の日本の姿にならないとは言い切れないのだと思うと、かなりブルーになります。
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