2007年02月28日

金に踊らされる人々

おはようございます。長野は霙まじりの冷たい雨でした。

空もタミフルによって、再び中学生が亡くなったことを悲しんでいるのでしょうか。厚生労働省は認めたくないみたいですけど‥‥

昨夜の本を読んでいても、ライブドアが悪いのも理解し、逮捕されても当然とは思いつつも、『似た様なコトを大手がやれば許されるんだよな』とどこか冷ややかに思ってしまいます。

日興證券のしたコトなどは、悪意があってしかも知識があってしたコトですが、処分されるかどうかビミョ〜ですから。

本の出版は昨年の夏でしたが、日銀の福井総裁の個人資産運用の問題は、結局、不問に近いものでしたし。個人的に応援したいのは、理解出来てもそれを「公定歩合の番人」である日銀総裁がするのは、問題の質が全然違うのですが。とにかく政府に近い人々は、何をやっても許され、遠い人は法を拡大解釈しても、罰する世の中に近付いているようで。

法律の恣意的な運用というのが、一番モラルを破壊すると思うのですが、仕方ナイですね。こういう世の中を大部分の人々が選択しているのですから‥‥

アメリカで久々に株価の大暴落がありました。実際の経済が、投機的経済に翻弄されるのはオカシナ話だと思うのですが、それこそがグローバル化なのだと思います。

郵政民営化で郵便局に預けられていた預金のある程度は対米投資に回っています。それで、損をする人々がそろそろ出始めるコロだと思います。

歴史のページを振り返ってこそ、『あぁ、あそこが分岐点だったのだ』と判るコトがママあります。

国旗・国家法の制定時に「強制はしない」と明言して導入しても、最高裁は「強制した都の考えを支持」する判決を出しました。法律というものは、成立の過程はともあれ、成立してしまえば、独り歩きするものです。

そういうコトを何度繰り返しても、平気な日本人の国民性というものに、不思議を通り越して、アキレてきました。そうやって、ズルズルと無抵抗な人々を昔から、為政者が上手く操って来たのだと、歴史認識もより違った目で見れそうです。
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