2007年03月21日

再生への道

おはようございます。小説だからと言われれば、それまでですが、親子の関係を変えるヒントになりそうな小説です。
夏の魔法
ミステリーを封印しての第一作ということで、期待して読んだら期待以上でした。読後にとても気持ちが軽くなりました。ひきこもりの青年と、十五年ぶりに一緒に暮らす別れた父親との物語です。

皆が皆、同じ方法で問題解決とはいかないでしょうが、ひきこもりなどに悩む人、周囲の人にゼヒ一読して欲しい一冊です。

自然と離れ、機械的な生活をしている人にも、こんな生活があるのかと思ってみるだけで、かなり気持ちに潤いが出るだるうと思います。

この本の内容からは少し離れますが、それにしても、日本国内の酪農をはじめ農業を真の意味で確立させないと、食料安全保障の点からも問題だと思います。

安く安くという圧力が、生産者の意欲を失っています。農家の高齢化、小さな小売店の相次ぐ閉店による市場の形骸化。問題は山積みです。

だとしたら、我々はせめて国産の物を食べるように努力するしかないでしょう。

自然は人間を癒してくれます。自然にしっぺがえしをされないように、人間も自然の一部として、謙虚に自然と接し、そこから再生するしかないでしょうね。
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この記事へのコメント
輸入が途絶えることにでもなれば、国産食料だけではまかなえませんね。自給率40%ですから。畜肉も飼料は輸入です。農家の方の苦労を感じて、国産品を選んでいます。安全のためにも。
Posted by なえちゃん at 2007年03月21日 17:05
なえちゃんさんを、皆さんに見習って頂きたいですね。

世界の方々は、きっと口には出さなくても、こう思っているのではないかと推察します。

「日本殺すに刃物はいらぬ 食料渡さねばそれまでよ」と。

日本は海に囲まれているので、難民は滅多に来れません。これは、逆に言うとイザという時には、脱出も難しいというコトなのです。

だとしたら、日本人が取るべき行動は、多少高くても国産の食料をなるべく買うコト、これに尽きると思います。最近は、牛肉も安売り狙って国産にしています‥‥(食べ盛りの子供が居ると、高いママでは手が出ないので、面目ナイ‥‥)
Posted by koyuri at 2007年03月21日 21:34
 
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