2007年03月28日

若さは何ものにも変え難い

十七歳の若者が、色々な事件を起こした時期もあったので、なんとなくタイトルに惹かれて借りたのが、この本。
十七歳
結構、売れた本だったみたいですが、何も知らずに読みました。スゴイ衝撃的では、残念ながらなかったけれど、十七歳にしてココまで色々と書けたのは、かなりスゴイかも。現在、どんな大人になっているのか、ちょっと知りたい気分です。

ともあれ、少女でもこれだけのコトが書けるのですから、大人が反省するべきだと思いますね。

最近ガキのような大人がやたら目につくんだ。生意気なことをいわせてもらえば、だから日本の社会がこんなになったんじゃないかな?

子供たちのことをいろいろいうまえに、子供たちが夢をもてる社会にしてよ。

いまの大人たちがもとめてきたものはなんだろう。学歴や地位や名誉って、かたちが見えるものでしょ。そんなものばかり追いもとめてきたから、知らないあいだにこんな社会になったってわけだ。

どうせ子供の心なんて考えないできたんでしょ。いろんな問題が起こりだしてからあわてたって、もうおそいよ。自分たちを中心に考えて子育てしてきたから、心さびしい子供が増えてるんだよ。

そして子供たちはそんな大人たちへの不満で反発するんだ。

子供たちは自分の存在感っていうか、自分が親にとってどういう親にとってどういう親にとってどういう存在かって、なんとなく感じてしまう。だからふと不安になって、自分がここにいるよって、いろんなかたちで一生懸命自己主張したくなる。


ココに全てが集約してます。カチコチで、改悪になりそうな教育基本法をゴリ押ししたがる様な方々に、まず一読して欲しいものです。
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