自己責任に注意を
さて、昨日の続きです。仕事の合間なので、ちゃんと書き込めるかどうかビミョ〜ですが。
昨日の本では、財務官僚などについても、
大手銀行は公的資金、つまり税金の注入を受けて生き延び、大手百貨店やゼネコンは数千億円いや、それ以上の債務放棄を受けて営業をつづけている。先権放棄も結局は税金の投入で決済されるのだ。
自己責任の時代だといっても、犠牲になるのは中小企業だけだ。この一〇年の不況を招いた自進党(本文ママ・一応小説というコトなので)、財界といわれる大手企業群、それに官僚はまったく責任をとっていない。
官僚も政治家も懸命に生きている市民など眼中にない
と書いてますし、農水省も問題にしています。告発小説といった体裁ですが、五年前に書かれた小説の一番最後に書かれた殺人が、緑資源公団(こちらも本文ママ)の理事だとは、あまりに今のタイミングで読むには、絶好の小説かもしれません。
米国の真の権力者は、「民主党でも共和党でも、自分達の都合さえ聞いて貰えれば構わない」し、その実態は「軍事産業複合体をはじめとした政治家とビッグ・ビジネスの複合体」と述べられています。
そして、
日本も北朝鮮と同じで、戦後同一政党が長期支配しているから、「政官財という権力者は不動で、日本を占拠し、税金を私物化して湯水のように使っている官僚の権力はますます膨れている」という様な感想がエンディグにあります。
ともあれ、「
選挙に行って、日本を変えよう!」と思わせてくれる、ナカナカ面白い小説でした。
ちなみに、小説読んでいる暇がナイという方々は、最近、
天木直人さんのブログで紹介されたので、お気に入り登録している「
灰色のベンチから」というブログなどを御存知でなかったら、読んでみてください。
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Posted by seitaisikoyuri at 09:57│
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こんにちは、今日は休みで体力づくりにと玉川上水の緑道を歩いてきました。
koyuriさんのブログは特に「政治」に対しましてとても鋭く、そして説得力を感じますのでコメントしたくなるのです。
「選挙に行って、日本を変えよう」
そしてもう一つ「出たい人より出したい人を」
それにしても政治とカネの問題は続きますねぇー。
旅まわりの時、秋田の比内の農協で大判焼きをしていた時、丁度選挙でご当地の大先生、野呂田芳正さん(現、国民新党)が大判焼きを50個お買い上げくださったのです。
先生は中央から税金を引っ張ってきて秋田に高速道路や箱物づくりに力を注いでおられ・・・お買い上げのご恩でここまでに
消えた年金・・
自己責任ってもねぇ・・
いらない箱物勝手に作って・・破綻処理に税金投入・
5000万件の年金のチェックにもまたまた、税金・・
でもきちんとできるかどうか疑問???
どうなってるんだろうね。
灰色のベンチから面白いですね、お気に入り登録しちゃいました^^
たぶん俺と「灰色の〜」の管理人の意見は合わないんでしょうが”そうだよ”と思いつつ読みました。
心無いメールきてるんですね;;
ああいうブログは大事なのに・・
takachanさん、そうですか、それは良かったですね。
それにしても、今日の国民新党の参院選に対する心構えは頂けませんでしたね。
「勝った方の尻馬に乗りたい」という様な発言は、「二兎を追うものは一兎をも得ず」になりかねないのにね。
残念ながら、あれでかなりの票は逃げただろうと思いました。
松さん、「我々は無責任」という言葉の裏返しが、「自己責任」なんですよ。
ともあれ、『菅さんが厚生大臣だった時代から、何年経ってるんだ、その間はタダ寝てたのか?』みたいな話を平気で出来る人々が政治のトップなんですから‥‥
5000万件を一年でというのは、単純計算でも一日10万件を超すというコトです。そんなコト、可能なワケないだろと思います。(一年後に判らないヤツは消去すれば可能だろうケドね)
算数も出来そうもナイ人々に、世の中任せているのかと思うと、脱力してしまいます。
小太郎さん、そう思うでしょ。ワタシも即、お気に入り登録しちゃったんです。
管理人と全く同じコト考えているんだったら、ブログを読むコトはナイのですから、意見が合わなくても面白いと思うモノは読んでみてください。
みんな ちがって
みんな いい (金子みすずの詩から拝借)
なのに、違う意見を書くと嫌がらせというのは、ついに日本も、本当に「北朝鮮化」してるのかと思ってしまいます。
自分と違うと思うなら、堂々と主張すればイイのに、世の中変ですよね。