さて、昨日の本の話にいきます。残念なコトに、長野あたりの地方都市では、滅多に右翼の街宣車を見るコトは出来ませんし、見たとしても静かに駐車場に止まっている方が多いので、何とも論評が出来ないのですが、五月蠅いのが大嫌いなワタシは、今まで例えホントに珍しく出会ったとしても、「心頭滅却して聞けども聞かず」を通してたのを改めてみようかとは思いました。
ワタシの考え方としては、全ての言論は信じられる部分もあるけれど、信じられない部分があると思っているので、あまりあの会社なら信じられるとか、あの人なら信じられるというのは、個人的にヨク知っていればありえるとは思いますが、通常、どんなにヨイ会社にも信じられない人は存在すると思うし、どんな人にも悪の部分は眠っていると思うので、「信じる」というコトはナカナカ哲学的問題にまで発展しそうな問題になるので割愛します。
ちなみに、昔からこのブログを読んでいる方は御存知だと思いますが、前にも書きましたが、TVのサスペンスドラマで華奢な殺人犯でも、屈強な男性を高いトコから突き落として殺すのが多いのは、車をいじるのは自動車メーカー、薬で殺すのは薬品会社という巨大スポンサー様の印象を悪くしないタメに、製作側で自主規制しているのを何十年も前から知っていますから、たかだかドラマですら許されないコト(しかも、悪意を持った人間がやるダケに過ぎない)なのですから、当然、その他のマジな話だったら、当然もっとシビアに規制が掛かっていると思うので、マスコミになればなるホド、深い話は聞けないと思います。ともあれ、事件の概略だけは理解出来るという程度で。
逆に、多分、国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」というブログが元ネタ(ドコから知った情報かは、幾つものブログで取り上げられていたと思うのでヨク判らないのですが多分ココ)だと思われる多くの政治評論家は政府から御金を貰って、宣伝マンになっているという話は、昨夜も「TVタックル」で三宅さんが一生懸命自民党を擁護しようとしてたのを主人が見ているのを離れた部屋でネットを読みつつ聞いていた(その情報の前から、最近特に茶番に近付いていると思ったので、滅多に見なくなってる)けれど、それはブログの方を信じるでしょうみたいな感じ。
ちなみに、本の話に戻ると武富士の話とかは、確かにサラ金業界は問題が大ありだけど、銀行のほうがヤクザとつきあいは深いとか、日本のサラ金や銀行、そして保険業界が今まで問題があるとおそらく多くの人々が知っていたのに、今、懸命に叩いているのは、日本人の御金を外資に流したいという、大きな潮流が世の中を飲み込もうとしているのではないかと思わずにはいられない。
良く考えてみると、外国人の方が知りえた情報の多くは、かなりの日本人が知ってはいるが、本などで発表するのはハバかれるというコトがホトンドみたいだ。テレビが今のままでいられるハズはナイという指摘は、現在進行形で進んでいると思う。
今のTV番組はつまらないという話を多くの方々から耳にする。ワタシはネットの世界に傾斜して見なくなったが、ネットをしない多くの高齢の方々は、知的好奇心を満たしてくれるほんの少しの教養番組とニュース以外見ないとおっしゃる方も増えている。
現在の日本は破産が近い。
危機を察知しているのに盲目を演じ続ければ
という指摘をしつつも、日本を愛してくれ、日本で情報を発してくれる貴重な人物だとベンジャミンさんを思うのだ。