
つまり、権力と犯罪が結び付くコトは、過去からママあるコトで、犯罪者らしい犯罪者を糾弾するのが正しいのか、それとも聖人君子のフリをしつつ犯罪を冒す人間を糾弾するのが正しいのかという問題です。
犯罪者らしい犯罪者は法の裁きを受けるけれど、権力者なんかは裁かれずに終わる場合も多いから‥‥ちょっと、世の中を見る目が違って見えます。
それにしても、テロの抑止に海上がどれだけ役に立つのかが、とても疑問。日本みたいに、四方を海に囲まれている場所ならば、確かに意味があると思いますけど、大陸の中の一部分の場所だったら、海よりも陸伝いに逃げるのが普通じゃないのかなと思います。
結局、そんなにコダワルのは『イラク戦争に向かう兵力にも給油してるからじゃないの?』そんな気分にすらなります。
権力者は、その気になれば、冤罪すら作り出すコトも可能なんだなぁと思ったり。(かなり傑作なミステリーなのでネタばれしてもイケナイから、深くは書けませんが)
オウム真理教の松本サリン事件について、河野さんに分離した宗派の上祐氏が謝罪したというニュースを聞くと、実害と冤罪を両方受けた河野さんは、冤罪だと晴れて証明されて久しいけれど、冤罪に陥れられた時の無念さを思うと、外野があまり推測で物を言うのはマズイよなと改めて思います。
チャンと検察の方も、裁判官の方々もいらっしゃるのですから。ヒステリックな裁判は魔女狩りに通じます。弁護側が滅茶苦茶な論法をしているとさえ裁判所が認識すれば、必ず極刑になるのでしょうから、部外者はそれを信じて待つだけでイイのだと思いますけどね。