人間の欲望というのは限りがナイものだったりして、小説も様々ではあるけれど、これはホームページに似た小説なのかもしれないと思ったのは、初めて。
ちなみに犯罪系の小説を読むのは好きだが、実際に手に染めるにはイヤだ。別に善人ぶっているワケではナク、追われるという気分になるのが絶えられないだけだ。
前にも書いたかもしれないが、バブル全盛時にスパッとハマっていた株取引を全部止めた。毎日が株価に一喜一憂するのに疲れたからだ。でも、御蔭で全銘柄で儲けさせて頂いたので、崩壊の憂き目に会わなかったのは幸いだったが。
なので、個人的には海外での取引は日本以上に為替リスクとか、様々な問題が横たわっているのを理解しているので、余程の大金持ち以外は、海外商品は危険だと警告しておこう。ともあれ、何事にも楽しむには御金が必要なのだから、スリルを楽しむつもりで、無くしてもイイつもりで投資するのはイイだろう。投資と言うと聞こえはイイが、ホトンドが投機だというコトを忘れないコトだ。ともあれ、宝くじとか馬券なら、スグにスッカラカンになるコトもあるが、投資先が潰れない限り、ゼロにはならないのだから、カジノで遊ぶつもりなら、一生遊べる。
何でこんな断りを書くかというと、小説自体はかなり面白い。経済の勉強にもなるのでオススメだ。しかし、それで何かをしようと思って、泣きを見られても困るので、一応先に書いておくだけだ。
マネーロンダリング
何度もこのブログで書いている「金があっても人間は幸福になれない」というコトと並んで「貧乏は人間を不幸にする」というコトも書かれている。確かに、それもマタ真実だろう。
とはいえ、「稼ぐに追いつく貧乏なし」という諺もある。欲望を減らせば、人生に必要な金の額は比例して少なくなる。
人生に何を求めるかは、個人の自由だから構わないのだが、欲望を膨らまし続ける限り、永遠に満足という言葉とは無縁になるというコトだけは言っておこう。
人生も後半に差し掛かると、若いコロの様な欲望が湧き上がってこない。溢れる様な食欲も何もナク、なんとなく淡々と毎日が過ぎて行くみたいだ。だから、若いコロには挫折するかもしれないが、捕まらない程度に様々なコトにチャレンジしてみるのもイイかもしれない。タダ、人生には必ずツイている時もあれば、ツカない時もあるというコトだけは覚えておいて欲しいものだ。