2007年09月25日

人生の岐路

長野県の辰野町で、京都の事件の「模倣犯」なのか、中学生が父親を斧で殴ったという事件があって、ゲームが悪いという問題になりそうでもありますが、そういう事件は過去にもあり、丁度25年前に友人が殺されたのも同じ手口でした。なので、この前の高校生が警官の父親を殺した時も、何時もならもっと色々と書くだろうと皆さんが思っていたでしょうが、軽く流してしまったのは、そのタメです。

前にも、何度かその話は書いてます。どういう感じで殺害されたかというコトには、触れてませんでしたが‥‥

天下のK大の医学部に落ちて浪人し、精神的に不安定になった弟が犯人でした。無論、精神科に入院する前の晩でしたから、入院させられただけで罪には問われませんでしたが、事件の翌年には、子供の育て方が悪いと責められた母親は、自殺してしまったのですから、罰は充分に受けたと言えるかもしれません。

彼女のコトは、何時かチャンとした文章にしておきたいとは思いつつ、未だに辛くてナカナカストーリー立てて書くコトが出来ません。過去ログに一度だけ書こうとしたコトもありますが、挫折してます。マダ、心の傷になっているみたいで、冷静に書く気分にはなれないのです。

話は少し違いますが、本日読み終わったのが、こちら。
赤い指
中学生の息子が女の子の殺害をした時に、庇おうとする父親は、
昨日までは、少年法などはいらないというという意見だったのだ。大人だろうが少年だろうが、罪を犯した者にはそれなりの償いをさせるべきだと思っていたし。それが殺人という重い罪の場合は、死刑にすればいいという考えだったのだ。殺人を犯すような人間が更生できるとは思えず、そんな人間が刑期を終えたからといって世の中に戻される現行法の甘さに、昭夫も不満を抱いていた。
というのだが、結局、親馬鹿が勝ってしまって‥‥というストーリーなのですが、ミステリーなのでそれ以上は割愛しますけど、今の世の中、こういう呆れた親は、日本中に存在している可能性はかなりあります。それでも、運が良ければ犯罪者の親にならないで済むというだけでしょう。

友人の両親も、二人の子供をそれなりに育てたと賞賛されていた時期もあったと思います。大学受験さえ失敗しなければ、今頃はおそらく全く違う人生が待っていたはずです。

人生の岐路を上手くやり過ごした人が、岐路で間違った人を非難するコトは、とても簡単ですが、そうやって他人をバッシングだけしていても、世の中は決して良くはなりません。

他人の痛みを自分のコトとして考え、「他山の石」として自らを省みるという姿勢がナイ限り、類似する犯罪は続くと思います。マクダラのマリアに石を投げる民衆に「汝の中で罪無き者は、石を投げよ」と言ったキリストではありませんが、事件がある度に、全ては自分とは違う世界の出来事だと思って、タダ批判ばかりしているというコトは、無責任で楽ですが、それは上の小説の親の二の舞になる可能性も秘めているというコトを考えておくべきだと、ワタシは思います。
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この記事へのコメント
俺も本の父親と同じような考えだから実際に娘が事件を起こしたら親ばかぶり発揮かも。
ただそれなりの罰はうけるべきだとか死刑ありきって考えですが更生できないとは思えないんですよね、思いたくないんだと思います。
人間は自分自身を見つめ直せる生き物だと思ってますから。
でもそれゆえに更正しようとしない子供がいること・法をたてに大人を騙しずるがしこく生きる子供がいることが腹立たしいし憎んでしまうんですよね。
もちろん子供に限定したものではないですが。。。
Posted by 小太郎 at 2007年09月25日 20:41
「他人をバッシングだけしていても、世の中は決して良くはなりません。」ですね!明確な基準は無く、社会通念が崩壊しているような時代ですから、何が正しくて何が間違っているのかなんてことは一概には言えないとしても、自己中な人の基準で、ただ自分以外のものを叩くのでは、ほんとに住み易い社会にはならないでしょう。
マスコミにしても視聴率稼ぎのためにたいしたこともないニュースを各社がトップ記事にしているようではいけませんね。世の中は相対的なものですから、事故も集団、社会も勝手なことばかりしていてはひずみが増加するだけなのですが、なかなか気付かない人が多いのが残念ですね。
Posted by 鍼医K at 2007年09月26日 07:32
小太郎さん、親バカでもイイと思うんですが、自分勝手を押し付けるだけの「本物のバカ親」が現在増殖中とのコトです。それは困りますね。

そして、そういう人達に限って、自分のコトは反省せずに、無自覚に他人を批判するのです。

悪くなるには、それだけの事情もあり、だからと言って許されるコトではありませんが、相手の立場に立って考えるというコトが欠落している人は、必ず自分の子供に対しても共感する気持ちが欠如しているコトと同義だと思います。

悪いコトをした人の気持ちに100%なれなくても、多少は理解しようという気持ちだけは必要だと思います。

Posted by koyuri at 2007年09月26日 08:24
鍼医Kさん、そうですね。

>視聴率稼ぎのためにたいしたこともないニュースを各社がトップ記事にしている

ことを反省しないのは、二世、三世という民衆のコトを理解出来ないお嬢様、お坊ちゃまがマスコミにも多いからだと思います。

その行き着く先がどうなるのか、この前の馬鹿げた首相辞任劇で判ったハズなんですけどね。
Posted by koyuri at 2007年09月26日 08:31
 
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