2007年09月27日

明日は、きっといい日だよ

正にブログのカテゴリーのタイトルのまんまの小説です。読んだ後にホノボノとするのはかなり久し振りかも‥‥
6時間後に君は死ぬ
小説のタイトルからは、こんな読後感は全く連想しなかったのだけれど。今まで、かなりサスペンスタッチな作風だったので、ちょっと驚きでした。

個人的に理解出来そうな部分も多かったりしたので。

ともあれ、予知出来るというコトは、幸せとばかりは限りません。昔、「霊感がある」と言われていた時代もあったのですが、そのコロは疲れました。

今、普通のオバサンになって、とっても楽です。

そんな感じが伝わる本ではありますが、一応、連続した推理短編集なので詳細は避けますが、最後に書きおろしたエピローグの中から、
本当に明日はいい日になるのだろうか。自分の未来を思い描くうち、やがて当たり前のことに気づいた。何も書かれていない日記帳に未来を書き込んでいくのは、自分なのだ。明日はいい日だと信じて進んで行くしかない。
世の中には、人生に描いた夢がかなう人ばかりではありません。でも、それだからといって、夢に向かって努力していた日々は、無駄ではないんだと、優しく語りかけてくれる小説です。

疲れている時に読むと、元気が出ると思います。

江戸川乱歩賞の時の小説みたいに、短編ですから大きな山場や、トリックは少ないですが、こういうしみじみとした小説は燻し銀みたいで味があります。

その時々で、書く対象が全然違うので、これからがマスマス期待される作家です。

それにしても、500円で買った「風と共に去りぬ」のDVDは、何時見るのだろう? この前も、「お母さんは買うと見ないよね」と子供達に言われてしまった。「もうホトンド全部のシーンを覚えているから、別に見なくてもイイのよ」と言ったら、「タイタニックだって、見てないのにそのままじゃないか」と突っ込まれてしまった。

確かに、こんな人生になるとは、若いコロは思わなかったけど、それでもそれなりに今が充実していれば、それでイイのかもしれない、と改めて思いました。「明日は明日の風が吹く」しね。
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この記事へのコメント
思わずナイス突っ込みと言いたくなるようだぁ(・∀・)

昔は霊感とかあったんですかぁ。
俺にあったら疲れそう、今でも夜のトイレは怖いのに(笑)
Posted by 小太郎 at 2007年09月27日 17:36
小太郎さん、「霊感があると思われて頼られる」というのはツライものです。

外した時が怖いから‥‥ちなみに、悪霊が見れるとかいう感じではナイですから。タダ、「教祖になればイイのに」と言われた時は、とても恐ろしい気持ちになりました。

ちなみに、それを言った本人は数年後に仕事を辞めて、新興宗教に入っていますが。

スガられても、こっちは疲れるばかりです。それでも、イイ事も無きにしもあらずだったので、良しとしておきましょう。
Posted by koyuri at 2007年09月28日 11:21
はじめまして。
けして良い未来が見えるわけでもないのに、否応なく見えてしまう圭史は辛いでしょうね。
「3時時間後に…」では変えられないと思っていた未来が変えられて、ホッとできるラストでした。
Posted by らぶほん at 2007年10月02日 00:56
らぶほんさん、初コメントありがとうございます!!

確かに、ホッと出来るラストで良かったです。

現実はハッピーエンドにならないので、エンターティメントは軽く終わって欲しいですね。

ただ、ヘビィの方が読後感としては強く印象に残りますけど‥‥エピローグははっきり言うと蛇足なのですが、歳をすると許せてしまいます。

疲れている時に読むと、癒される一冊ですね。
Posted by koyuri at 2007年10月02日 11:48
 
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