本日は息子の音楽会があったりして、更新遅れてますね。仕事もバッチリしたので、少々バテバテではありますが。さて、そろそろドンピシャな時が来るだろうと、しばし書くのを待っていたのがこちら。
リスクテイカー
少々、難解なのがタマに傷という部分もあるけれど、マネーに興味がある人は、ゼヒ一読すべき本。
アメリカの住宅バブルの崩壊で、日本の市場が荒れている今だからこそ、読んでみて欲しい。
話題のヘッジ・ファンドの実態などについて良く判るハズだ。
リスクを取るコトに喜びを感じる人だけが、投資の社会に身を投げ入れるべきで、そうでナイ人は、胴元である金融会社に勤めるべきだと思うハズ。
顧客に損をさせても、ツブれない限りは、会社はサラリーを払ってくれるのだから。
日本の金融会社出身の日本人と、ユダヤ系のロッカーと、チャイニーズ系の超天才科学者の三人組と、伝説のヘッジ・ファンド出身の慈善家、そして、日本の鉄鋼会社の財務担当者がイイ味を出している。
今の、投機的な金融社会への警告と、それでもグローバル的投資を無視出来ない現実。そうした諸問題が、下手な金融本を読むよりも理解出来る。
ともあれ、投機の世界で最期まで生き残るのは、かなり難しい。多くのその筋の有名人が、何時の間にか消えていく世界だ。
リスクを取ってでも、金儲けをしたい人は、読んでみるべきだろう。現実のエンディングは、どうなるかは判らないが、ドキドキしたい人は居るものだ。
ある程度の御金を手にした方が、人生に必要なモノは何なのかが見えて来るコトもあるハズだ。
自分の求めるモノが判らない人も、何かを必死でやったなら、結果はどうあれ見えて来るモノがあるというコトを実感するんじゃないかと思う。