昔から、ベストセラーと聞くと、下火になるまで読みたくナイ様なヘソ曲がりで、世間から忘れられたコロにひっそり読むのが大好きだったりするのですが‥‥
話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く
ちなみに我が家はどちらかと言うとタイトルと逆だったりするので、あまり読む気がおきなかったというトコもあり。主人はカーナビが欲しいと言っても、「ワタシがナビゲーターするから」と却下し続けている日々だったりするのですが。(現在、週末だけ代車を借りるコトになり、ナビ付きなのですが、運転するヨコで画面が動くのは正直ウザイと感じてしまうので。知らない場所に常備お出掛けする人には、有益なコトは認めます)
文中にある男脳・女脳テストをすると、オーバーラップという中間部分に該当して、男女両方に友人が出来るというのは光栄ではあります。タダ、全ては遺伝子的な話が多いのだが、ワタシが経験上思うには、人生を決めるのに「遺伝子は60%」あたりじゃないかと思う。
男性的な女性は体毛が濃くと書かれているが、そうではナイが男性的な部分があるコトを自覚しているワタシの性格は、兄という存在を抜きに考えるコトは不可能だろう。近所に子供が住んで無かったので、遊び相手の欲しい兄は、自分の好きそうな遊びの相手に歳の離れたワタシを無理やり引っ張り出し、様々なコトをさせられた。御蔭でスポーツ神経は鍛えられたとも思うのだが、姉と一緒に育っていたら、もう少し違った性格になったと思う。
そういうつもりで、友人達を見ていても、やっばり兄弟関係は人の性格にかなり影響を及ぼしていると考えられるので、遺伝子ばかりで人生を語るのは『どうかな?』という気がする。
ともあれ、遺伝子の「浸透度」という聞きなれない言葉が使われていて、浸透度が100%のモノと、30%のモノでは遺伝する可能性も違うというのだが。
訳者があとがきで、「男脳・女脳」テストの結果から、付き合う相手の特徴を理解し、無用の衝突を避けるコトは有用だと述べている様に、一般的な特性についての理解には、役に立つ可能性はあると思われる。
しかし、テストの話と言えば、全国共通テストについて様々なコトも言われているが、それを推進している政治家の方々にこそ、「政治家になるタメの適性の有無についてのテスト」を御願いしたいと考えるのは、必ずやワタシばかりではナイと思うのだが‥‥