2007年12月05日

冤罪って‥‥

小説ではありますが、『冤罪って怖いな』と改めて感じさせて頂きました。徳島刑務所の変わったお医者さんとそれを隠蔽したがる話、タマに朝のテレ朝の番組でヒマな時に、丁度やっていたので見たコトはありますが、刑務所って大変なトコだと、この本でしみじみ思いました。

ともあれ、これはかなりハードな恋愛小説なのかもしれませんけどね‥‥久々に、圧倒されて読んだ長編ミステリーです。
聖なる黒夜
ミステリーは色々と書き込めないのがツライのですが、幾重にも伏線が張ってあって、こんなに先を読むのがもどかしいのは久々でした。

コレを読んで思ったのは、「それでもボクはやってない」という映画の主人公、実話だったらアレからどうなっちゃったんだろうなと言うコト。

今週末には、「半落ち」がテレビドラマになるのだけれど、アレを読んだ時と、朔立木さんの一連の裁判モノとが正にミックスされてる感じの小説でした。

かなり圧倒されてしまったので、何を書いてイイかも思い付かないホド。

唯一、言えるとすれば、「官」は間違わないという変な押し付けは、早く止めて頂いて、人間だから必ずミスは起きる。だからこそ、その時にどうするかというコトを考えた方が、薬害や冤罪などが起きた時に、善後策が素早く打ててイイのだと思いますけどね。

誰だって、自分からミスを犯そうとしているワケではナイのでしょうが、出世とかのタメに間違いを正すコトを先送りしているタメに、被害者が増大ってパターンだけはゴメンです。

「過ちて改むるにはばかる事なかれ」の精神で、ミスは認めて早めの対処を御願いしたいモノですね。
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この記事へのコメント
世の中隠したいこと一杯ありすぎますね。もう信頼感って消えてしまったようです。
筋の通らないことだらけ。一体どうなってしまったのでしょうか?原油高騰・・・。灯油が・・・。
Posted by としき at 2007年12月05日 20:56
としきさん、原油の高騰は頭が痛い問題ですが、いっそ原油が終わってしまった方が、メジャーが石油をコントロールしないのでイイという意見すらあります。

世の中、何が真実で、何が正しいのか、凡人にはヨク判りませんが、少なくとも間違ったと気付いてからは、スグにストップして欲しいですね。
Posted by koyuri at 2007年12月05日 21:25
この間「ぼくはやっていない」のビデオ見ました、冤罪って難しいですね。
俺じゃないって訴える人もあなたがやったでしょと訴える側もどちらも被害者であるわけですから、一方にとってもう一方は加害者だったり。
自分はどうするだろうって考えたとききっと精神的にまいってしまう方だろうなって思いましたよ。
「もし相手の子がほんとに被害にあってて自分が認めることで気持ちが楽になるなら・・」って考えちゃうと思うんですよね、いつもの自分だと。
でも俺は良くても妻や子供は・・って混乱して具合悪くなっちゃって・・絶対戦えそうにないです;;

刑務所って居心地良さそうですよね、冤罪以外の人間には。
悪いことしといてアレでいいんですかね、人権とかそういう問題でないような気が・・
Posted by 小太郎 at 2007年12月06日 17:10
小太郎さん、アレを見てると「刑務所って居心地良さそう」に見えますが、マダ拘留されてたダケですしね。

刑務所って、ちっとも居心地良くナイ所なんだと、この本を読んで思いました。独房ならイイかもしれませんが‥‥

かなりのワルじゃないと、入ったコトで、もっと凶悪になりそう。

同性愛に目覚めちゃう方々も、いるみたいですし。
Posted by koyuri at 2007年12月06日 19:30
 
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