首相の支持率が20%を割ったというニュースが、TVでトップニュースにナラナイのは何故なんだろう??
それとも、当然過ぎて話題にもナラナイというコトなのか‥‥
ガソリン税を再可決する日の日テレ系の朝の番組で、辛坊アナウンサーが「支持率は30%、不支持は60%」そして、「ガソリン税の復活を支持する人は30%、不支持は60%」なので、再可決しないとこの30%の支持も無くすかもしれないというメチャクチャな予想をしていたが、やっぱりそうはならなかった。
読売新聞系列のタメか、時々、『変じゃナイ?』という話が、TVで流れる割合が高いのだが、なるべく一つの番組に固定してしまうと世の中の情報が判り難くなるので、ニュース関係は全ての局を、なるべく満遍なく見るコトにしている。(ちなみに、くらべる一面というのを見ると新聞社の違いは本当によく判るのだが。)
と言っても、TVを見る時間はかなり減少しているので、チャンスがある時はという前提付きなんだけど‥‥
視聴率というのも、最早アテにならないと言われているのに、視聴率に照準を合わせて一喜一憂している内に、TVよりもネットニュースの方が、多種多様のニュースを配信し始めている。
大体、「船場吉兆」などの高級料亭に行ける人間が、世の中にどれだけの割合で存在するのかを考えれば、その話題の軽重が理解出来るハズなのに、と思うのは貧乏人のヒガミか。
昔、大阪のデパートで今は亡き母親のおごりで「吉兆」の料理を食べたコトがあり、確かに美味しかったけれど、食べ盛りの子供達を思うと、将来、彼等が独立しない限りは、二度と暖簾をくぐれるコトはあるまいと思うホド、昔と今の景気は違う。昔だって、料亭にまで行く気はさらさら無かったのだが。
されど、その話題やら中国の聖火リレーやらがトップニュースになるのに、何ゆえ支持率のニュースがホトンド触れられないのかが謎。
イラク派遣が違憲というコトが確定というニュースも、ネットニュースで読んだだけだし、もしかしたら、ネットニュースの方が、大事なコトを伝える手段になってしまったら、今までの新聞やTVは、これからマスコミとしての価値を失ってしまうのではないかと思う。
どんなに規制しようとしても、一度出来てしまった流れには逆らえないのが世の中なのかもしれない。
だとすれば、我々はものスゴイ時代の変換点を意識しないママに、既に迎えているのかもしれないとすら思う。