警察が悪事を取り締まらなかったら、誰が取り締まるんだろうと思いつつ、かなりリアルな警察の裏事情の暴露に、唖然。
現実にこんなだったら、本当にボロボロだなって思ったのが、こちら。
悪果
ちなみに、著者の黒川さんがこの作品で直木賞候補だったのは、かなり意外だった。既に、賞などは無関係なのだと勝手に思っていたので、村上春樹さんあたりと一緒なんだろうと思っていた。
しかし、この作品が秀逸なればこそ、コレで「直木賞」だったらかなり話題作になり過ぎて、問題になっていたかも。
何はともあれ、警察不信になりそうな、でも、アメリカばりにCIAだの、FBIだのが大活躍というのも、かなり怖いコトだし‥‥
ちなみに、キムタクの新ドラマのあらすじを新聞でチラッと読んで、コレで選挙に於ける政権党の凋落に歯止めを掛けるストーリーになっていたらと思ってしまうホド、疑心暗鬼になっている今日この頃。
ゴールデンウィーク明けというコトもあるのかもしれないが、今日も道路が何時もより空いていた様な気が‥‥
社会の上層部だけで、お金が回転していても、世の中の景気は良くならず、このまま停滞しなければイイがと思いつつ、世の中を心機一転させるだけの明るい話題はナイものか?
警察署長が転勤になると、お餞別が二千万円近いなどという話を読むと、大阪府が赤字なのも無理ナイかとも思ったり。
何だかなぁ〜と思わせてくれる一冊でした。