2008年05月13日

外国人犯罪を防ぐには?

薬というモノは、毒を持って毒を押さえ込むモノなのだが、現実に「悪」というモノに対する「薬」が存在するのかどうかというコトは、かなり難しい問題で、こういう方法もあるのかと考えさせてくれる一冊。
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))
シリーズ物というのは、ファンには堪えられないモノですが、それはさておき、ナイジェリアという国あたりからも東京には外国人が出稼ぎに来ているのだと、昔、ちょっとだけしか東京に居なかったので驚きです。

中国人やイラン人の次はアフリカから、マンパワーが流入しているんですね。良くも悪くも‥‥

お客さんと、「どうして今の日本では自殺する人が増えたのかな?」という話題になって、「昔より生活水準が上がって、自分が幸せだと実感するコトが少なくなったから」と「人間は生活のレベルを上げるのは楽だけど、生活を切り下げるコトは難しい」そして、「行き詰った時に、正しい精神科医に掛からないコト」の三つを取り合えず上げましたが、「昔と比べて日本が豊かになったというコト」がイイことでもあり、悪いコトなのかもしれませんね。

昔の日本が全て良かったとは言えませんが、時間がゆっくりと流れていたコトは確かで、「ゆとり」というモノが存在していたのに、今は「ゆとり」を削ぎ落としながら、皆、生きているのかもしれませんね。

少なくとも、本を読むだけのゆとりがある幸せを、話していて痛感しましたが、趣味のナイ人生って、おそらくかなり辛いモノがあるでしょうね。

仕事や勉強以外のしてもしなくてもイイことの中で、「没頭できる趣味を持つ」という余裕が無くなっているコトが、日本の自殺率を高めているのかもしれません。

タイトルに興味がある方は、「目からウロコ」の小説を一読してみるコトをオススメします。世の中って、色々と人と違ったコトを考える人が居るから、面白いのかもしれませんが‥‥
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狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))作者: 大沢 在昌出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/21メディア: 単行本 本書はシリーズの大きな転換点である。正直言って、このシリーズをどうやって続けていくのかが、分からなくなるぐらい、主人公を取り巻く環境に変化があった。
大きな敵役の死:狼花 新宿鮫IX【本読みの記録】at 2008年06月21日 14:36
この記事へのコメント
読んでて「今の俺の趣味ってなんだろう」と思いましたよ(笑)
以前は趣味といえば、仕事の延長で「ロープ結び」とかギャンブルは嫌いだけど「パチスロ」は趣味というよりマニアックすぎる言ってみればキチガ○であとは子育てが趣味でしたが・・・
今は全部消えましたからねぇ
姪や甥・顔の見えぬ娘に尽くしたり家計簿つけたり貯金ですか(笑)
ちょっとさみしいっすね^^;
Posted by 小太郎 at 2008年05月13日 22:31
思考力が低下しているのかも知れませんね。勉強の仕方が昔と違っているのかも知れません。

人間の身体も自然からの恩恵を受けているのに、どうも身勝手ですね。
Posted by としき at 2008年05月13日 23:23
小太郎さん、諦めなければ必ず回復すると思います。

信じる以外に道はありませんし。

「癒される心 治る力」という本ではありませんが、何時か今の状態が天啓だと思えるホド、全てを受け入れられる状態になった時にこそ、自然治癒力が満開になるだろうと思います。

ちなみに、料理などお上手なのは趣味に入らないのですか?
Posted by koyuri at 2008年05月14日 20:25
としきさん、おそらく自分の頭で、自分なりの答えを出すというコトが不得手になっているんだろうと思います。

誰かのお仕着せの答えを、盲目的に自分の答えにすれば楽ではありますが、何時か足元をすくわれます。

時間が掛かっても、自分の頭で思考するクセをつけるべきなのですが、管理する側は、大人しい羊の方が楽ですからね。
Posted by koyuri at 2008年05月14日 20:28
 
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