2008年05月15日

本当に地球に優しいのは?

初めに断っておくが、ワタシは原子力は推進すべきとは思ってナイ。何故ならば、何度も書いているが、人間にはミスがつきものなので、原子力の取り扱いをミスった場合を考えると、かなり危ないコトになりかねないので、出来うる限り徐々に安全で無害な代替エネルギーにシフトすべきだと考えているのだが、とはいえ原子力が必要だという考えの方も、当然ながら存在するコトは認めざるをえないし、現実に今の日本のエネルギーが原子力無くして成り立たないというコトも知っている。
冥府の虜
当然、原子力を研究する人も、この世の中には存在し、その方々の意見も聞く耳をもつべきで、この様な小説を読むとある程度の理屈は理解出来る。無論、だからと言って今までの考え方が変わるということにはナラナイのがワタシだが‥‥

タダ、リサイクルは地球に優しいと言っても、ペットボトルの再利用などは、リサイクルのタメにガソリンなどを消費しているので、果たして本当にエコなのかという疑問もあり、簡単には何が有益なのか、というコトは必ずしも言えなかったりする。

CO2の削減には、原子力の方が優位であるという考え方があるのも事実だし(最初に書いた通り、汚染が心配なのでワタシ的には段階的廃止がイイと思っているが)、経済発展とCO2の削減はナカナカ両立し難いというコトもある。

だとしても、将来的にクリーンでなるべく低コストのエネルギーの研究は、今後とももっとシッカリされるべきだし、そういうコトになら研究費は惜しまないで欲しい。

しかし、一般に日本では、こういうコトはあまり真剣に論議しないのが常で、そして原子力や原子爆弾は怖いけど、それから得られる快適さだけは欲しいみたいな二律背反の論理の前で、全てがうやむやにされる。

今回の中国での地震と同程度のモノが、もし日本の原子力発電所の付近で起きたとしたら、かなり危険なコトは中越地震で証明済みだ。

中国の地震のニュースを見て心を痛めるのは当然だが、「他山の石」として類似のコトが日本にもありうるのだという気持ちで、心を引き締めていなければ、「天災」は忘れた頃にやって来て、未曾有の大被害を日本にもたらさないとは限らナイ。

日本でも、地震が時々起きているし、「明日は我が身」という気持ちがナク、タダ他人事としてニュースを見ているのはマズイんじゃないかと思うのだが‥‥
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