昨日の著者の結構新しい本に、前に書いた「M8」の続編があります。
TSUNAMI(津波)
こちらを読んでいると、マダ小説なので、それなりに落ち着いた終わり方になってますが、現実に中国で起きた地震があったら、どうなるのかと恐ろしくなります。
阪神大震災の何十倍ものエネルギーで起きた地震ですので、地域によっては最悪の事態になりかねません。
日本列島は太古の昔はユーラシア大陸と地続きだったのに、現在は離れているのですから、その規模の地震が起こっても不思議はナイんですよね。(ちなみに、卑弥呼で有名な邪馬台国がドコにあったかという論争の中には、邪馬台国は地震で海に沈んだので手掛かりとなる遺跡が発掘されないという説さえ存在しているのですから‥‥三内丸遺跡の住民が姿を消したのは、津波という説があるコトも付け加えておきますね)
というワケで、文字が現在の日本の文字と一致してなかったかもしれない時代に何があったのかは、我々は知るコトは不可能に近いので、新たな発見が無ければ、過去の日本列島で何があったか判りません。
タダ、日本が火山列島であり、地震列島であるというコトは昔からのコトなので、「備えあれば憂いナシ」というこの本のシュミレーションを一読して、何時か来る地震に向けて、準備するコトも大切でしょうね。
少なくとも、スグに食べられる食料と水(ジュースでもコーヒーとかでも)だけは、時々新しいのに変えながら、多少の準備は必要でしょうね。無理にカンパンじゃなくても、お菓子の備蓄という考えもありかと思います。常温で保存できるモノをある程度は、自宅に置いておくあたりから、地震に備えるのがベターかと思います。
それにしても、手抜き工事だけは止めて欲しいモノですね。