2008年05月26日

そんな情報流してイイの?

長野市篠ノ井出身の不明女性を殺害したと思われる男性が逮捕されたけれど、ソレにしても猟奇的な犯罪だと言う前に、『エエッ!』と思ったのが、死体の処理方法。

もし、それが真実だとした場合、模倣犯が出そうで怖い。これから殺人したいと思っている人々に、『あぁ、そうやって死体を捨てればイイのだ』というヒントを与えてしまうのではないか。

少なくとも、今回の事件は住居に防犯カメラが設置されていたコトで、外部犯行ではナイと考えられたり、帰ってスグに帰宅を知らせるメールを送ったので、行方不明になったというコトが、割りと早い段階で判明したけれど、普通の家だったりして防犯カメラが設置されていない場所だったりしたら、事件と判明するのが遅れたりして、犯罪の隠蔽が可能になりそうだ。

推理小説の場合でも、死体をどうするかというのが、トリックは別として、現実的な一番の問題になったりするのだが、今回の様な方法が真実だとすれば、あまりにお手軽そうで誰でも出来そうだから、今後が心配だ。

似た様な犯罪に、夫を殺してバラバラにして捨てた妻の事件が在ったが、それにしてもあの事件の場合は、精神鑑定がホトンド採用されなかったのだが、ソレはソレとして、神奈川県の松沢知事への事務所に覚せい剤を使用して事務所に窓ガラスを割って侵入し、ガラスの破片で事務所内の男性に怪我をさせた事件は、精神鑑定医が責任能力を一部または完全に肯定したのに、こちらもそれを退け覚せい剤使用以外の起訴事実を無罪としたというコトは、下手をすると罪を犯したかったら、「覚せい剤を打ってから」という誤った考え方を世間に広めそうでより怖い判決だ。

求刑が四つの罪で三年六月だったのに、懲役二年八月というコトで、42月が30月というコトだから、例え三つの罪が加算されていたとしても、ホボ求刑×六割から八割あたりが言い渡される罪という点では、一般的な判決というコトで、おそらく検察側も控訴しなかったのだろうが、量刑に不足はナイからとはいえ、おかしくナイだろうか。

下衆の勘ぐりをすれば、裁判官が被告ならびにその周辺の方々からの報復を恐れたのかとも考えられなくもナイのだが、こうしたコトを考えると、裁判員制度というモノも、凶悪犯であっても、スグに釈放される様な犯罪者に対して、毅然として一般人が強硬な判決を言い渡せるのかとか、裁判員の方々にお礼参りはナイのかナドの、心配も浮かび上がる。

あくまで、推理小説や探偵小説などなどを読みすぎたワタシの妄想ならば、ソレはソレでイイのだが‥‥
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この記事へのコメント
日本のマスメディアは、ニュース項目を選択するときに「その情報を一般国民が得る利益があるのか?」というアプローチはしないのでしょうかね?
まず情報として流すべきは行政のことですよね。
なのに、それを知ってどうなる?というネタが多すぎる.......
Posted by あきこ♪ at 2008年05月27日 08:51
トイレに流したといっても本当かどうか??
肉や内臓は流せても骨はどうしたんだ??
粉砕しなければ流れないはず。
しかし、犯人は死体を処理した部屋でよく生活できたな。
Posted by 魁夷 at 2008年05月27日 09:56
あきこ♪さん、おっしゃる通りで、猟奇的な映画や本・ビデオやインターネットに影響されてとは言っても、TVに影響されてとは、マズTVでは言いませんが、マダマダ一般的な人はTVを見ている人。

なので、『こんな情報を喜んで流す意味があるのか?』という話題が、多過ぎだと思います。
Posted by koyuri at 2008年05月27日 16:22
魁夷さん、だからこそ『本当かどうか??』の段階で流す意味が有るのかどうか‥‥

猟奇的な事件があった方が、視聴率が上がるという判断をしているのなら、明らかにその方が問題かと‥‥
Posted by koyuri at 2008年05月27日 16:24
 
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