歳をすると、「ボケる」という心配事が出て来ます。しかも、「もの忘れ」というのは、老年でナクても徐々に増えるモノで。ソコで目に付いたのが、こちら。
ボケない技術―「もの忘れ外来」の現場から
かなりイイ本なので、しっかり紹介したいのですが、マズその技術よりも気になったのが「ピック病」。
反社会的になる病気らしいのですが、アルツハイマー病みたいに、メジャーではナク、しかも、若年性認知症(若年期は18〜39歳、初老期では40〜64歳に発症した認知症の総称)の三割以上を占めるというので、かなり大変な病気なのですが、反社会的になるというコトを、もっと皆が認識して、周囲が悪化させない様に配慮すべきだろうと思います。
例えば、「罪悪感が無く万引きする」とか、「暴力をふるわなかった人が突然ふるう」とか。
「ピック球」と呼ばれる異常な物質が脳内に出現して、神経細胞が破壊されていく病気で、前頭葉の機能に異常がみられ、感情を制御したり社会に適合しようとする機能を損なうので、問題行動に走ってしまうのだそうです。
前から書いてますが、精神病=完全無罪がイイのかどうかというコトには、かなり人によって見解が違うのですが、加害者が処罰されるにしても、しなくても被害者が完全に救われるコトはありません。
であるならば、犯罪を未然に防ぐという意味でも、もっと「ピック病」を社会に有名にするべきではナイでしょうか。
お医者さんでもよく知らない方々もいっしゃるみたいですし、何事にも専門か否かというコトが影響を与えるみたいです。
明日は、「ボケ防止に役立つ情報」を中心に書こうと思っています。