全部書いたのが、消えてしまって‥‥頼まない時には、バックアップが残ってますとあるのに、本日はそうはいかず。だったら、コピーしておいたのにという嘆きはさておき、再び書き直しですが、眠くなってしまったので、かなりはしょって。
森田療法というモノは、ブログを始めた時にも書いたので、ある程度のコトは知ってましたが、その創始者の伝記を読んだのは初めてでした。
森田正馬 癒しの人生
という本なのですが、森田療法として知られる独自の療法を編みだした精神医学者の森田正馬が、自らも神経症状に苦しんだ体験者であったというコトはホトンド知りませんでしたし、絵画の巨匠大観が森田療法を受けたコトがあったというのは全く知りませんでした。
まるで、アドラー理論の「人は自分の欠点を克服して大成する」という実践をした方の様な。
夏目漱石が神経症だったのは、ある程度知ってましたが、とにかく、「神経質」であるコトをマイナスとして捉えるのではナク、細かいトコに気を配れる素晴らしい性格と捉えて、性格を矯正しようとするのではナク、タダ、「あるがままに、自らを受け入れるコト」こそが、人生の扉を開く鍵なのだと言われると、『ナルホド』と思います。
これからするコトに対して臆するよりも、「為すべきコトを為す」と集中して行動するコトの方が、確かに意味が有ると思います。
「禅の言葉で説明はするが、決して宗教ではナイ」という言葉にも、世の真理は共通という想いがします。
我々は、神経症であるとかナイとかに関わらず、「せねばならないコトに対して、なるべく雑念を捨て、ひたすら行動あるのみ」であり、自らの心に正直に「あるがままに自分を認める」というコトは、今の理不尽な犯罪に対する救済になるかもしれません。
どんなに悪いコトを思ったり、考えたりしても、実行さえしなければヨイという考え方は、罪悪感を持ちやすい人々には免罪符になるかもしれません。
人間の心の中の、良い部分も悪い部分も全て受け入れて、その中から為すべきモノを為すというコトは、誰にでも実行可能なリラックスの方法かもしれません。
【追記】頑張って書いたら、前のが投稿されてました。同じ部分もありますが、全く違う部分もありますので、二つ共このまま残しておくコトにします。